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飼育日誌
2017.12.20sagamigawa2014
こだわりポイント

12月のマンスリー水槽は、クリスマスに合わせた内容なので、展示期間がいつもより5日ほど短くなっています。
毎回、力を入れて作った水槽が1カ月間しか展示されないのがちょっと惜しいですが、今回は特に惜しい気がします…

今回の飼育日誌では、もうすぐ展示期間が終わってしまう12月のマンスリー水槽のこだわりポイントをお伝えします!

【こだわりポイント① ベタの水替えの頻度】

ベタはよく「グラスや小さな容器でも飼える!」と言われ、今回の展示でもワイングラスでご覧いただいてますが、実際に飼育をしてみると「グラスで飼うのってむずかしい!」と思いました。

私が探したお手頃価格のワイングラスの中で、一番大き目のグラスを使っていますが、普通の水槽に比べると水の量はとっても少ないです。
なので、すぐに水が悪くなってしまい、何もせずほっておくとベタたちが体調を崩してヒレがどんどん裂けてしまいます。

当初は一日一回水を交換していましたが、ヒレの裂けが増している気がして今は開館前と閉館後の二回行っています。
小さなお家で申し訳ないのと、大きくて美しいヒレをご覧いただけるよう、水替えの頻度にこだわっています!

【こだわりポイント② 装飾のスワッグカーテン】

ツリーの後ろに白いカーテンがあります。
このカーテンは私の自作で、フェルトのような布とグルーガンで作りました。
中央の段々になっているカーテンを「スワッグカーテン」といいます。
お城や宮殿にありそうなエレガントな雰囲気で、「スワッグカーテンを取り付けたらロマンチック感が倍増するかも!?」と、軽い気持ちで作り始めましたが、綺麗な波を作るのが意外と難しい!
かなり苦戦しました。
ですが、このカーテンのお姫様感を演出したくてどうにかそれっぽく作れたのですが、
水槽が完成して初めて気づきました。
あってもなくてもあんまり変わらなかったような…
あまり目立ってませんが、こだわって作りました!

【こだわりポイント③ 種名板に隠された物語】

各水槽には「種名板」という生き物の解説をしている看板があり、このマンスリー水槽の種名板は二カ所あります。
毎月の担当者がデザインから文章まで作りますが、その種名板のこだわりポイントです!
今までは全く同じ内容の二枚を掲載していましたが、この二枚、見比べてみるとある一カ所だけ違いがあります。

気付きましたか??
ホワイトクリスマスには、なにか素敵な物語がありそうですよね。

展示期間も残りわずかですが、
是非、こだわりポイントにも注目してみてください!

黒川


2017.12.15sagamigawa2014
ホワイトクリスマス!!

12月に入り、段々とクリスマスムードになってきましたね。
今回の日誌では12月のマンスリー水槽を紹介したいと思います。

テーマは「ホワイトクリスマス」です。
皆さんはホワイトクリスマスをご存じですか?
12月24日か25日に雪が積もることを言いますが、神奈川県ではなかなか見られない現象です。
クリスマス当日の賑わう街に真っ白な雪が積もる風景は、
非日常的で想像するだけでロマンチックな気分になりませんか?

私も24年間「ホワイトクリスマス」を夢見てきましたが、まだ一度も経験したことがありません。

今回はホワイトクリスマスへの憧れを詰め込んだ水槽を作ろうと思い、
私の中に眠っている乙女心をフル稼動させて、水槽を作りました!

展示している生き物は、大きな美しいヒレをなびかせて泳ぐ、ベタです。
今回の展示ではハーフムーンと呼ばれる尾ビレが半月のように展開するベタで、綺麗な白色をしています。
ベタは美しさのために品種改良が盛んに行われている魚で、ハーフムーンもそのうちの一種です。

純白の大きなヒレがとてもきれいなので、皆さんも是非見に来てくださいね!

黒川


2017.12.12sagamigawa2014
冬がやってきました!

12月8日、皆さんはこの日が何の日か知っていますか?
え、ただの平日じゃないの??
違います、2017年12月8日は…

ふれあい科学館、冬季特別企画展の開始日です!!!!!!

今年の5月頃、先輩から突然言われたあの一言。
「今年の冬の企画展は、君が担当だよ。」

ズドーーーーン!!(衝撃が走った音)

初の企画展担当ということで、うまくいかないことも多く四苦八苦しましたが、皆さんに楽しんでいただける展示を目指しました!!

今回の企画展では、生き物たちの「なんだ・これ?」を集めました!
一見見ただけではなにか分からないような、生き物たちのふしぎをクイズ形式で紹介しています。

たとえば、

これ・なんだ?
よく風鈴の一部に使われていたりするのでなんとなく見たことはあると思いますが、どんな生き物のなんなのか分かりますか?

他にも、

これ・なんだ?
少し見づらいのですが、足元にミステリーサークルのようなものが!?
分かりますか?
この模様、実はある生き物がある目的で作りました。
企画展では、そのミステリーサークルの中に入っているように見えるトリックアートになっています!
水族館BOYのように、写真を撮りながらどんな生き物が作ったのか考えてみてください!

そして、こんな生き物も展示しています!

これ・なんだ?
そうです、クリオネです。
では、クリオネは一体何の仲間か知っていますか?
答えは栗…おっとこれ以上は言えません。
是非、科学館で正解を確かめてみてくださいね!
待ってま~す!

黒川


2017.11.24sagamigawa2014
金魚と一緒にもみじ狩り

このごろは朝晩がめっきり寒くなりました。季節は秋から冬へと変わっています。
11月に入ったころからは、ふれあい科学館周辺の木々が色づき、落葉しています。そして今はふれあい田んぼのもみじがきれいに紅葉しています。

もみじといえば、11月30日まで館内のマンスリー水槽では、もみじ和金を展示しています。

水槽のレイアウトで機関車が走っていますが、その機関車から金魚ともみじを眺めているような感覚で楽しんでいただければと思います。

竹本


2017.11.21sagamigawa2014
残りわずかです!

最近は朝晩かなり冷え込むようになり、
色づいた木の葉も次第に落ちてきていますね。
夜になると鳴いていた虫の声も、すっかり聞こえなくなって、冬の訪れを感じます。

さて、皆さんはこの秋、どんな生き物を発見しましたか、、、?

私はこんな秋を発見しました♪

この昆虫はヒロバネカンタンという秋の鳴く虫です。
展示用のエンマコオロギを採集しているときに偶然発見しました。
大きさは1.5㎝程度で、草むらの中に上手に隠れていてなかなか見つかりません。
私自身、人生で初めて採集しました、、、、!
とても感動しました。

そして、秋季特別企画展も11月26日まで!
残りわずかです。
ぜひ最後にもう一度、秋の生き物を発見しに来てください♪
皆様のご来館をお待ちしております。

水族館BOY 中尾


2017.11.17sagamigawa2014
ヒゲの生えたお魚

「ヒゲの生えたお魚」と聞くと、皆さんはどんな魚を思い浮かべますか?
細く長いヒゲを生やしたナマズを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

実は最近、ヒゲの生えた魚が相模湾水槽に仲間入りしました。
その名も「ヒゲダイ」です。

どんなヒゲかというと、上のナマズとは全く違うあごヒゲタイプです!

まるで手入れしたかのように整っています。
ヒゲダイのヒゲについて調べてみると「肉質のヒゲ」と書いてありました。
見た目からすると、ふにゃふにゃ?ふぁさふぁさ?としていそうですが、一体どんなさわり心地なのでしょう。キニナル、、、、
魚のヒゲは感覚器のような役割をしており、舌のように触れたものの味が分かるといわれています。
人間でいう舌の役割を魚たちはヒゲでしているなんて、驚きですよね。

写真だと伝わりずらいですが、体も大きく深い黒色の体色がとってもキレイです。
なかなか近くで見る機会がないヒゲダイを見に来てくださいね!

ちなみに、
以前先輩と釣り採集に行ったときも、思いがけないヒゲの生えたお魚、サビハゼが釣れたのですが、
写真を撮り忘れてしまいました、、、
ヒゲダイとは違い、まばらに生えたヒゲがとっても可愛かったので、機会があれば展示したい!!
まだ全く予定はないですが、サビハゼの登場を楽しみに待っててください~!

黒川


2017.11.11sagamigawa2014
みんなでいただきます!~ふれあい田んぼ探検隊その6~

みなさんこんにちは

当館にはふれあい田んぼという棚田があり、毎年ふれあい田んぼ探検隊を結成してお米作りを行っています。

10月30日に待ちに待った収穫祭を行いました!

田植えからのおさらいをして・・・まだ食べられません。

10月15日に実施した脱穀と風選では稲から籾を機械で選別しましたが、
収穫祭では身近な道具を使って自分の力で稲から普段食べているお米にしてもらいました。

稲からもみを取るのはスムーズにいきましたが、もみから玄米を取り出すところで苦戦しました。
ですが、すりばちと野球の軟式ボールでうまくできることが分かるとみんな上手にできていました。
もみ殻は軽いので息を吹きかけて選別しました。

あとはひたすらすりこぎでやさしく突くのみです。

そうしているうちに、始まりでスイッチを入れた炊飯器が炊き上がりました。
あつあつのご飯をおにぎりにして(自分の分だけではなくて、ちゃんとお父さんお母さんの分までつくってくれました)。


一年間ふれあい田んぼ探検隊での活動おつかれさまでした!
では、みんなで一緒に
“いただきます!”

竹本


2017.11.06sagamigawa2014
相模湾水槽の新しい仲間

10月後半、相模湾水槽に新しい仲間が2種類やってきました。
今日はそのうちの一種類、「ヒメテングハギ」についてです。
目の上に角のような突起があり、それが鼻の長い天狗に似ていることから、名前に「テング」が入っています。
英語では、「ユニコーンフィッシュ」と呼んだりもするそうです。
そんな立派な角が特徴的なヒメテングハギが、こちら!!

あれ!角なんて無いじゃん!!
ヒメテングハギの角は、小さいときには見られず、成長と一緒に伸びていくのです。
今回、相模湾水槽に仲間入りしたのは子どもなので、まだ角はありません。
大人になるとこんな感じです。

私的にはこの角がチャームポイントでかわいいなあと思うのですが、
約3分で書いたイラストでしかお伝えできないのがとても残念です。

ですが、よく見るとちょーーーーーっと角が出てきているような、、、、
これからどんどん大きくなって、立派な角が見れる日を楽しみにしたいと思います!
ヒメテングハギの眉間?に注目です!

【おまけ】
いつもは擬岩と一体化していて、あまりお客様にも気づかれていないのでは?と思うカサゴ。

よく泳ぎ回るヒメテングハギの写真を夢中になって撮っていると、
アクリル面ギリギリまで出てきてこちらを見ていました。

ちょっと嫉妬したのかな?笑

黒川


2017.11.03sagamigawa2014
珍しい展示!

今回の秋季特別企画展では、とってもマニアックな生き物も多数展示しています。

その中でも、みなさんに一番見て頂きたいのがこちら!

顔が細長くて、うにょうにょしていて、ちょっと気持ち悪い、、、?
川で釣りをする方には“くろかわむし”と呼ばれ、釣り餌として馴染み深い昆虫です。
自然界では、口から糸を吐いて石と石をくっつけて上手に巣を作り、巣の入り口にくっついた落ち葉を食べて暮らしています。

川の石をひっくり返すとこのような巣を見つけることができます。
しかし、実際にこの虫が川の中で生活している様子をじっくりと見たことのある方は少ないはず、、、!
そしてそもそも長期にわたって飼育&展示できるのかも不明!!!!!
この虫を展示するには苦労の連続でした、、、、。
はじめに数匹まとめてケースに入れて飼育してみたところ、喧嘩して全滅、、。
ガチャガチャのカプセルに1匹ずつ分けて飼育してみたら、カプセルの穴から逃走して再び喧嘩が勃発して全滅、、、、。
試行錯誤してなんとか今の形にこぎつき、展示することができました!

そしてこんなことも!

サナギにもなりました!
こんなキレイな緑色のサナギになるのとは、、、知らなかった、、、。

生きたヒゲナガカワトビケラの展示は、多分今は当館しかおこなっていません!

一見の価値ありです!

皆様のご来館お待ちしております。

水族館BOY 中尾


2017.11.01sagamigawa2014
鳴く虫魅力 その2

今回のブログでは、皆さんにコオロギの顔を見ていただきたいと思います。

コオロギは、すばしっこくぴょんぴょん跳ねますし、大きさも小さいので、
まじまじと観察する機会はあまりないと思います。

しかし、実はコオロギの顔は種類を判別する大きな手掛かりとなることも多く、
そしてなんといっても個人的に一押しの萌えポイントが満載です。

エンマコオロギ

エンマコオロギは閻魔大王のように怖い顔つきをしていということからその名が付いたコオロギなのですが、、、
実際にはそこまで怖く無いというか、むしろ可愛いと思いませんか!?

ツヅレサセコオロギ

ツヅレサセコオロギは私たちの最も身近に住んでいるコオロギですが、穴を掘って隠れるのが好きで、採集は非常に難しいです。
飽きの来ない奥深い鳴き声、シュッとした姿、精悍な顔つき、、、私一押しのコオロギです!!最高!!!

ミツカドコオロギ

不思議な形の顔をしたコオロギです。
こんな角ばった顔をしているのはオスだけで、メスや幼虫は丸い顔をしています。

オカメコオロギのなかま

おかめのお面のような形の顔をしていることからこの名前が付きました。おでこの白い点がとてもすてきだなと思います。

他にも、おもしろい顔立ちをした昆虫はいろいろいます。

いつもと違った視点で観察してみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

水族館BOY 中尾