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飼育日誌
2018.10.21sagamigawa2014
もぐりたい!

めっきり涼しくなり、おでんが恋しくなる今日この頃。
大人気だったカワウソの展示が終了し、代わりに新たな企画展がスタートしました!

毎日あわただしく過ごした夏。

秋が近づくにつれ、もうすぐ夏が終わる!一息つける!・・と思っていたのですが、ここからが大変でした・・。
それは、秋の特別企画展「もぐる!」の準備が待ち受けていたからです。

今回の企画展では、土や海底、さらには物や他の生き物など、“何かにもぐる”生き物をテーマにしています。

“もぐる”生き物たちはなかなかその姿を見ることができませんが、とても面白い生き物たちがたくさんいます。
そんな、見えないけれど面白い生物たちを知ってほしい!という思いから「もぐる!」展を企画しました。

企画はしたものの、相手は“もぐりたい”生き物です。
生き物たちの好きなようにもぐらせると、完全にもぐってしまって、ただの“土”や“砂”の展示になってしまいます。
そこで、“もぐっている!でも見える!”展示を目指しました。

言葉で言うと簡単ですが、もぐっているけど見えるように展示するのはなかなか大変です。
生き物の習性などから、“ここに、こんな風にもぐるだろう”と予測するのですが・・
相手は“もぐり”のプロ、私たちの狙いを見透かすように、全然違うところにもぐってしまいます・・。

そんなこんなでなんとかスタートにこぎつけることができた「もぐる!」展。
“もぐりたい!”生き物たちと、“見せたい!”飼育員のせめぎ合いと試行錯誤の展示を是非見に来て下さい!

亀ヶ谷


2018.10.13sagamigawa2014
森と川をつなぐ鳥

皆さんこんにちは。
気温も下がり、日々秋を感じることが多くなりました。
さて、館内も夏のにぎやかさから、秋の彩りへと変わりつつあります。
新しい特別企画展「もぐる!展」も始まっています。
さて今回ご紹介するのは、ミニ企画展示コーナーです。
こちらは「もっと知りたい相模の自然」と題して、年4回、外部機関の方々との共同展示を実施しています。
その第3回目が相模原市立博物館のご協力を得て始まりました。
今回ご紹介するのはこちら。

オシドリです!

こちらは雄のオシドリの剥製標本になります。

今回のタイトルは、「森と川をつなぐ鳥 ~オシドリ~」です。
オシドリは、日本では川の上流部やその周辺の池や湖を主な生息地にしています。
そしてオシドリは、大きな木の樹洞を巣に利用しているので、森もとても大切なのです。
ですので、川や池といっても周囲に森があるような場所を好むようです。
そして秋になると好んで食べる餌も森の恵みです。
それは、

正解は、館内で是非ともご覧下さい。
姿も彩り良く、またその生態も面白いオシドリ、その秘密を見に来て下さい。

波多野


2018.09.24sagamigawa2014
モクズガ二の脱皮

夏も終わり、たくさんのお客様で賑わっていた館内も、平日は少しずつ落ち着いた日が多くなってきました。
なんだかちょっと寂しい気持ちです、、、

さて9月半ばの休館日に、小川の実験観察テーブルの更新がありました!
前日まではアマガエルを展示していましたが、今回は「脱皮」をテーマにモクズガ二を展示しています。

モクズガ二の特徴は、何と言ってもこの手から生えた毛!!
カニやエビなどの甲殻類は、自分の体を大きくするために脱皮を行いますが、
この毛も、脱皮すると見ごたえのある立派な毛に変わります。

先日、坂道お魚観察水槽の給餌をしていると、モクズガ二の脱皮直後を偶然見ることができました。
その姿がこちら↓

毛が、真っ白で、もふもふ!!!!
見つけた瞬間、その白さとボリュームに驚いてしまいました。
もう、もっっふもふ!!!!笑

下にもう一匹モクズガ二がいるように見えますが、これは脱皮殻です。
手足など取れておらず形が綺麗に残っていたので、しっかり乾かして現在実験テーブルで展示しています。

実験テーブルで展示している3匹も、これからの脱皮でこんな風にもふもふな姿を見せてくれることでしょう。
成長を楽しみにしながらオキアミ(エサ)をあげる黒川でした。

黒川


2018.09.20sagamigawa2014
「ふれあい夏まつり」が終わっちゃう!

7月13日に始まった“ふれあい夏まつり”も、9月24日の最終日まで残すところあとわずかとなってしまいました。

始まった当初は、カワウソのエサやり体験が出来ない…といったハプニングもありました。
ですが、今は絶好調でお客様の手からエサを取ってくれています。

長いと思っていた夏休みも終わり、カワウソやゾウガメたちと触れ合えるのもあと少し!
ぜひ、ふれあい夏まつりに遊びに来てね!みんなで待っています。

竹本


2018.09.03sagamigawa2014
さむい!!

皆さんこんにちは!!
最近少し涼しくなったと思ったら、また暑くなってきましたね。

今回の飼育日誌では、体感温度が少し下がりそうな生き物を紹介したいと思います。
特別企画展会場にて展示している、オオグソクムシです!

オオグソクムシは150~600mの太陽光が届かない、真っ暗な深海に生息しています。
太陽光が届かないため水温も低く、飼育している水も約8度ととても冷たい!!

このオオグソクムシ、かなりインパクトがあってお客様から人気ですが、
もっとびっくりする生き物が同じ水槽にいます。
オオグソクムシをそのまま大きくしたような「ダイオウグソクムシ」です!


ダイオウグソクムシは、オオグソクムシよりもっと深い水深170~2500mに生息しています。
約9000種いる等脚類の中では世界最大で、
オオグソクムシとダイオウグソクムシを比べてみるとこんなにも違います。

ちょっと分かりづらい写真しか撮れませんでした、、、

このオオグソクムシもダイオウグソクムシも、実は深海展示の有名な新江ノ島水族館からお借りしている個体なのです!
この場をお借りしてお礼を申し上げます。

展示している水槽には穴があいており、水槽内の水を触ることができるので、
是非オオグソクムシたちが暮らす、深海の水温を体感してみてくださいね!

黒川


2018.08.24sagamigawa2014
8月のマンスリー水槽

皆さんこんにちは!
8月ももう終わってしまいそうですが、今月のマンスリー水槽を紹介したいと思います!

8月といえば、夏!夏といえば、私は真っ先にお祭りを連想しました!!
お祭りの金魚すくいをイメージして、金魚を展示しています。

金魚はフナの仲間の改良品種で、さまざまな姿の金魚がいます。
今回の展示では3種類の金魚を展示しました!

琉金(リュウキン)

出目金(デメキン)

蘭鋳(ランチュウ)

それぞれ特徴があって泳ぎ方も違うので、見ていて飽きません。

金魚すくいの金魚に見立てて展示していますが、実際の出店で多くみられるのは、「和金」と呼ばれる金魚で、
金魚の原点とも言われるように、シュッとした体がフナによく似た金魚です。

また今回の展示では、少しオレンジがかった照明と風車を並べて大人な雰囲気のお祭りを演出してみました。
いかがでしょう??

今年、夏祭りにいけなかった方は
少しでもマンスリー水槽でお祭り気分を味わってもらえたらなと思います!

お祭り行きたかった~~~涙

黒川


2018.08.21sagamigawa2014
○○○のヒゲ

ふれあい夏まつりでは、生きているゾウガメなどにふれあうことが出来ますが、
さまざまな標本をさわって生き物のすごさを体感することも出来ます。

そのなかでも今回の大物はこちら。

これは、いったい。

なんだ?

少しさがってみてみましょう。

なんとなく正体がわかってきたかな?
とっても体が大きな生き物の頭部模型です。
 

正解は“クロミンククジラの頭部模型”でした。初めの写真で紹介したものは、本物のクジラのヒゲ板です。
この貴重な標本は、一般財団法人日本鯨類研究所の皆様のご協力により展示が実現しました。

大きな体のクジラの仲間は、
大きくわけると「歯を持つハクジラの仲間」と「ヒゲ板を持つヒゲクジラの仲間」に分けられます。
今回紹介しているクロミンククジラはヒゲクジラの仲間で、
ヒゲ板を上手に使って小さなプランクトンなどをたくさん食べています。

実物大のクジラの頭部模型、ヒゲ板は自由に(やさしく)さわることが出来ます。
ぜひその感触を体感しに来てくださいね!

竹本


2018.08.10sagamigawa2014
ふれあい夏まつり、始まっています

“ふれあい夏まつり”昨年に続き、今年も開催しています。

実を言うと、始まってまもなくひと月がたちます。
毎回特別企画展が始まると、すぐに飼育日誌に記事をアップするのですが…

なぜ記事を書くのをここまでサボっていたかというと…
昨年の秋に「来年はカワウソがやりたいなぁ」と思い立ち、以降多くの困難な壁に心が挫けそうになりながらも、
なんとか開催までこぎつけました。
その時は「そろそろ飼育日誌を書かないと」と思っていました。
しかし、本当に大変なのは始まってからでした。

カワウソの手にふれてエサやりが出来るプログラムがあるのですが、開始までに猛特訓を重ね、
なんとかスタッフの手から食べるようになっていました。が…いざお客さんを前にすると全く出来ず。

「これは…まずい。」

そこから、長く険しい地道なトレーニングの日々が続きました。

あるときは、“睡魔”に勝てず。

またあるときは、“エサが美味しくない”と食べず。

さらには、“たくさんの人”に囲まれると引きこもってしまう。

どれも強敵ばかりでしたが、カワウソたちは頑張ってくれました。

そして、ようやく8月6日よりエサやり体験を再開することが出来ました!

ご協力いただいた皆様には感謝しかありません。ありがとうございます。

今年のふれあい夏まつりは、9月24日(月)まで開催しています。

ぜひ、カワウソたちに会いに来てください!

その他にも気合の入った展示がたくさんあります。

飼育日誌も、ためこんだ分これからどんどん出していきますね!

竹本


2018.07.22sagamigawa2014
セミの抜け殻あれこれ

今日は当館周辺にもよく見られるセミの抜け殻のお話です。
①種類を見分けてみよう
当館周辺にはアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシが主に生息しています。
この中でも今の季節はアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミの3種類を特によく見かけることができますので、
この3種類の抜け殻を見分けてみましょう。

まず、一番簡単に見分けられるのはニイニイゼミです。
1㎝くらいの大きさで、泥をかぶって灰色をしています。

区別が難しいのはアブラゼミとミンミンゼミです。
成虫は羽の色、体の色で簡単に区別がつきますが、抜け殻はうり二つ!
見分けるには触覚の節目の長さをじっくり観察してみましょう。
根元から3節目が2節目よりも長ければアブラゼミ、3節目が2節目と同じくらいの長さであればミンミンゼミです。

②オスメスを見分けてみよう
オスメスの見分け方はとても簡単です。
抜け殻をひっくり返して腹の先を見てみましょう。
メスは幼虫の時代から産卵管を持っており、特徴的な線が入っています(→の部分)。

いかがでしょうか。
身近に沢山ある抜け殻も、じっくり観察するだけで様々な事がわかり、楽しいと思います。
ぜひ、いろいろな抜け殻を観察してみてください。

それと!
今年の夏は本当に暑いです!
熱中症に気を付けて、昆虫採集を楽しみましょう。
抜け殻の観察は家のクーラーが効いた部屋でゆっくりやるのがベストかもしれませんね。

水族館BOY 中尾


2018.07.09sagamigawa2014
稚魚産まれました!

梅雨が明けて、夏が来ました。
川の中でも、春から初夏にかけて多くの日本産の淡水魚が産卵の時期に入ります。
当館でも、水槽の中で、魚たちが産卵時期を迎えています。
今回は、繁殖に成功したミヤコタナゴ、ホトケドジョウ、ミナミメダカの稚魚を、期間限定(7月16日まで)で展示をしています。

こちらは、ミヤコタナゴの稚魚になります。

成魚はこちら。

どうでしょうか。
普段、魚の稚魚を目にする機会は少ないと思います。

ちなみにミヤコタナゴの卵はこちらになります。

次は、ホトケドジョウの卵と

ふ化して数日経った稚魚、

更に10日程経った稚魚になります。

ミヤコタナゴより随分と卵も小さく、稚魚も本当に小さいです。
稚魚も成魚とは姿・形が随分と異なります。

こちらはミナミメダカの稚魚になります。

ふ化して数日のものですが、目が大きくて成魚に良く似ています。

こちらの稚魚たちは、いずれも絶滅危惧種で、自然の中でも中々見ることが出来ないものになります。
当館では、生き物たちの繁殖にも力を入れて、多くの方々に、その姿や現状をお伝え出来ればと思っています。

稚魚は、成魚と姿や形が異なるものも多く、
この時期にしか見ることの出来ない今の姿や、日々成長していく姿を是非ともご覧頂きたいと思います。
この機会を逃すと、1年後になりますよ!

波多野