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飼育日誌
2018.04.20sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」⑤

皆さんこんにちは!
やっと桜が咲いた!と思ったら早々に散っていき、今は新緑の桜を楽しめますね!
「事務所のみんなでお花見がしたい!」という私の夢も、桜と共に散っていきました。

ブログリレー、第5弾は外産の鯉の仲間についてです!

企画展に向けて、小型のコイ科魚類図鑑を購入したり、大型のコイ科について調べましたが、
コイ科は本当に見ていて飽きませんね。
展示している10種から、特に「魅力的!」と思ったコイ科をご紹介します。

①ゼブラダニオ

まず、もう名前が好きです。「ダニオ」って‥‥
ダニオの由来は、調べてみたのですが明確なものは分かりませんでした。
私は「ダニオ君」と呼んでいます。

濃い緑色のシマ模様が特徴で、
飼育しているうちにどんどん大きくなり、他の10種の中でも一際よく懐いてくれます。
水槽のフタを開けると、「ごはんちょうだい~!」とぴちぴち泳ぎまくる姿は、とってもかわいくて魅力的です!

②ブルーアイラスボラ

名前の通り、目の下を青色に光らせる魚です。
体は3cmほどしかない小柄な魚ですが、展示水槽では約30匹を展示しており、群れて泳いでいます。

予備水槽にいるときは、
「目が思っていたほど光ってないな…大丈夫かな…」と少し心配でしたが、
展示水槽に移すと、ライトの光を受けてキラキラと輝いています。

全体的に色味はあまりありませんが、背ビレにキリッと入る黒斑と宝石のような光る目がとっても魅力的です!

③ガンユイ

展示している外産コイ科の中でも、大きくなる魚です。
最大で2mにもなりますが、成体の展示はほぼ不可能なので約7cmの個体を展示しています。
まだまだ細いひよっこですが、すでに「2m級です」と言わんばかりの凛々しい顔つきをしています!

大きくなる外産のコイ科は、パーカーホやテンチも展示しています。
掃除をするために水槽内に手を入れなければいけないのですが、
どんなにゆっくり入れてもびっくりさせてしまうようで、パニック状態になり泳ぎまくります。

しかし、ガンユイは手を入れてものんびりプカプカ泳いでいて、
ガンユイの方に手を近づけても、スイ~っと避けてくれ、「はいはい、掃除ね~」といった様子。
その落ち着いているところもまた、かっこよくて魅力的です!

外産のコイ科は10種類展示していますので、是非、自分のお気に入りを探してみてくださいね!

黒川


2018.04.11sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」④

日本のコイの仲間

今回の企画展では、日本に生息する約60種類のコイ科の魚のうち常設展示では展示していない、
選りすぐりの10種類を展示しています。

日本産のコイ科の仲間で、特に人気のある種類と言えば婚姻色がキレイなオイカワやカネヒラ、
タナゴの仲間だと思いますが、、、

今回、私のイチオシはこの魚!


ホンモロコです。

日本でも琵琶湖のみに生息するホンモロコは、普段は琵琶湖の沖の表層や中層を群れて泳ぎ、
産卵期になると湖岸や流入河川へ移動するという、広大な琵琶湖という環境をうまく利用した
独特な生態を持っています。

現地では食用として大変美味しく食べられているポピュラーな魚ですが、
関東地方で生体を見ることはあまり無いと思います。

展示レイアウトにもこだわり、琵琶湖湖岸をイメージして、琵琶湖に多く生えている
ネジレモといった水草を植栽し、背景も実際の琵琶湖の水中の風景を使っています。


展示しているその他のコイ科の魚も、それぞれの生息環境をイメージしたこだわりレイアウトに
なっていますので皆様ぜひご来館ください!

水族館BOY 中尾


2018.04.03sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」③

桜前線が北上しています。
当館近隣の桜たちもきれいに咲きました。

毎年見ていても見飽きることが無い桜ですが、優雅に池を泳ぐ錦鯉の姿も見ていて飽きることがないものです。

川などでみられる黒っぽいコイとは違い、白や赤、また光物と呼ばれる金や銀など色とりどりの美しい姿をしているのが
錦鯉の特徴です。

現在開催中の特別企画展“鯉の知らない世界”でも錦鯉の仲間を展示しています。

ひと口に錦鯉といっても、その品種はとても多岐にわたります。

色の入り具合でも印象は大きく変わりますが、ヒレが長く伸びるヒレナガゴイや、
ウロコが少ないドイツゴイ(カガミゴイと呼ばれることもあります)などの品種も作出されています。

人間が作り出した“泳ぐ宝石”とも呼ばれる錦鯉たち。

水槽内で悠々と泳ぐ姿は、自然の川を泳ぐ魚たちとはまた違った良さがあるものです。

竹本


2018.03.30sagamigawa2014
 「鯉の知らない世界」②

問題です。
のどに歯があるいきものってなぁに?

これはなぞなぞではありません。

実際にいる生き物です。

しかも私たちの身近に。

正解は・・“コイ”です。

 

コイは、大きな口をパクパクさせながら餌を吸い込むように食べます。
昔から飼われている魚なので、餌をあげたことのある方も多いかと思いますが・・
その口に歯なんてあったでしょうか?


そう、私たちと同じところには歯はありません。その代わりにのどに歯があるのです。


この歯は「のど=咽頭」にあるので“咽頭歯”と呼ばれていて、私たちの奥歯に似た形をしています。
コイの咽頭歯は硬く丈夫で、硬い殻をもつ貝を砕いてしまうだけでなく、
10円玉をも曲げてしまうほどだといわれています。

咽頭歯は魚のなかでもコイ科の魚で特に発達していて、種類によって形も様々です。

相模川ふれあい科学館では、湧水と小川のアクアリウムというところで
魚の餌やり体験ができるのですが、ここにいる魚たちは、皆コイ科の魚です。
そのため、歯はのどの奥にあり、魚の口があたっても痛くなく、安全に餌やりができるのです。

魚たち吸いつかれる感覚は、何度やっても不思議な感じがします。

亀ヶ谷


2018.03.20sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」①

皆さん今日は。
いよいよ始まりました、春季特別企画展「鯉の知らない世界」。

コイは、魚の中で名前も良く知られた身近な生き物ではないでしょうか。

学名は「Cyprinus carpio」、「野鯉」「黒鯉」など呼び方は色々とありますが和名は「コイ」です。

コイは淡水魚の王様と呼ばれることもあるほど、体も大きくなり、寿命も長く、その仲間もとても多いのが特徴です。
その他にも、色々と興味深い特徴があるのです。
また日本では、古くから食用や観賞用としてコイを育ててきた文化もあります。

今回は、そんな知っているようで知らないコイの世界をご紹介したいと思います。
楽しみながら学べるよう、色々とコンテンツを用意しました。
是非とも「鯉の知らない世界」、ご覧頂ければと思います。

波多野


2018.03.19sagamigawa2014
3月のマンスリー水槽

皆さんこんにちは!
寒い日もありましたが、最近は春らしいポカポカした日が増えてきましたね。

3月のマンスリー水槽では、春の景色を思い浮かべるような水槽を作ろうと思い、
大きな風車と菜の花いっぱいの水槽にしました。

童謡の「ちょうちょう」に出てくるように、菜の葉にとまるチョウをイメージして、
チョウのようにひらひら泳ぐ「チョウチョウウオ」と「トゲチョウチョウウオ」を展示しています。

チョウチョウウオ

トゲチョウチョウウオ

お腹が空いているときは、小さな口で造花の菜の花をつついており、
水槽に近づくと、こちらに寄ってきたりする姿はとてもかわいいです!

パキッとした黄色や白色は見ていてなんだか元気が出ます。
是非科学館に見に来てくださいね!

黒川


2018.03.12sagamigawa2014
空飛ぶ哺乳類「ムササビ」

皆さん、ムササビって知っていますか?
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ムササビは、リスの仲間で、なんといっても空を飛ぶことで有名です。

飛ぶと言っても正確には、皮膜と呼ばれる膜を広げて、高い場所から低い場所へ滑空をするのです。

ムササビなんて山奥にしかいないと思っていませんか。
実は、この相模原市にも生息しているのです。

今回のミニ企画展示「もっと知りたい相模の自然 第4回」では、津久井湖の脇にある、
県立津久井湖城山公園と相模市立博物館のご協力を頂き、城山公園に生息するムササビについてご紹介しています。

頭部の骨格標本や

ムササビの剥製標本を展示しています。

相模原市の自然の豊かさや奥深さを感じて頂ければと思います。

波多野


2018.02.27sagamigawa2014
謎のクラゲ

皆さんこんにちは!
最近は寒さも和らぐ日も多く、少しずつ春に近づいてるのかなぁ~と思ったりします。
春は新しい出会いもあると思いますが、今朝思いがけない出会いがありました。

皆さんは以前飼育日誌で紹介したパイプウニを覚えていますか?
実はなかなかうまく飼育することができず、綺麗な状態のパイプウニをお見せできないため、現在展示はお休みしています。

そんなお休み中の水槽で、事件は起きました。
なんと小さなクラゲが1匹、一生懸命泳いでいるのを発見したのです!!

これがそのクラゲです。

パイプウニの水槽にクラゲ!?と思うかもしれませんが、ここの水槽には「ライブロック」も入っているんです。
「ライブロック」、直訳すると「生きている岩」。
死んでしまったサンゴの骨格に色々な生物が長い年月をかけて定着したものがライブロックです。
今回はこのライブロックに、クラゲになる一歩手前の状態、イソギンチャクのような姿をしたポリプがくっついていて、
なんらかの条件が満たされて浮遊したんだと思います。

とりあえずビーカーに入れ、恒温槽(こうおんそう)で水温が保つようにし、エサのブラインシュリンプをあげます。

何クラゲでしょう‥‥
水温が25℃前後で、茶色っぽい色に平らな頭。
サカサクラゲかなぁ~と思っているのですが、この小さなクラゲ1匹ではまだ分かりません。

小さな体でせわしなく拍動する姿は、見ていて本当に飽きません。
展示予定はありませんが、いつか当館でクラゲも展示したいな~と思った黒川でした。

黒川


2018.02.22sagamigawa2014
ただようもの

さて問題です。

オオサンショウウオの水槽にただよう、この袋のようなものは一体何でしょうか?
 

正解はオオサンショウウオの脱皮した皮膚(脱皮殻)です。

ヘビなどの爬虫類が脱皮をすることはよく知られていますが、
カエルやサンショウウオなどの両生類も、脱皮によって体の表面の古くなった皮をまとめて脱ぎます。

脱皮殻はとても薄いので、すぐに丸まってしまったり、オオサンショウウオが脱皮殻を食べてしまったりするので、
なかなかきれいな脱皮殻を見る機会は少ないのですが・・この日はちょうど脱皮してすぐだったようで
きれいな写真が撮れました。

ちなみに上の写真はしっぽの部分です。
まるでぬいぐるみの縫い目のように線が入っていて面白いですね。
ちなみに、私の好きな脱皮殻のポイントは“手”なのですが・・


 
今回はうまく手の部分が取れませんでした。
(かろうじて指は分かりますかね・・?)
タイミングがよければ、脱皮殻がまるで手袋のようにただようのですが、
この日に限って殻の主が邪魔をして・・

カメラの前で、はいポーズ。
主が去ったときには、手袋はしぼんでしまいました・・。

亀ヶ谷


2018.02.15sagamigawa2014
腕の見せ所

はやいもので現在開催中の特別企画展「これ・なんだ?」も3月4日(日)で終了となります。
そこで、終わってしまう前に展示中のカイカムリというカニのお話をします。

まず、このカニがカイカムリです。

特徴は、背中に海綿動物というスポンジのような生物を背負って身を隠す習性があります。

先ほどの写真でも小さなオレンジ色の物体が写っているのですが、それが海綿です。でも、全く隠れていません。
観察しやすくていいのですが、これが本来の姿ではない気がします。そこで大きな海綿を水槽に入れてみました。
すると…

オレンジ色の海綿の下にカイカムリがもぐりこんで、せっせとハサミで海綿を切っています。
そして翌日にはこうなりました。

大きな海綿を背負うことができました。
上から見るとこうなります。

写真には2匹のカイカムリが写っています。右側は体がだいぶ見えていますが、
せっせと海綿を切っていた左側のカイカムリは完全に海綿に隠れて見えません。
カイカムリも海では外敵に見つからないように、自分の体に合った海綿を背負うものです。

いい腕です。