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飼育日誌
2018.08.10sagamigawa2014
ふれあい夏まつり、始まっています

“ふれあい夏まつり”昨年に続き、今年も開催しています。

実を言うと、始まってまもなくひと月がたちます。
毎回特別企画展が始まると、すぐに飼育日誌に記事をアップするのですが…

なぜ記事を書くのをここまでサボっていたかというと…
昨年の秋に「来年はカワウソがやりたいなぁ」と思い立ち、以降多くの困難な壁に心が挫けそうになりながらも、
なんとか開催までこぎつけました。
その時は「そろそろ飼育日誌を書かないと」と思っていました。
しかし、本当に大変なのは始まってからでした。

カワウソの手にふれてエサやりが出来るプログラムがあるのですが、開始までに猛特訓を重ね、
なんとかスタッフの手から食べるようになっていました。が…いざお客さんを前にすると全く出来ず。

「これは…まずい。」

そこから、長く険しい地道なトレーニングの日々が続きました。

あるときは、“睡魔”に勝てず。

またあるときは、“エサが美味しくない”と食べず。

さらには、“たくさんの人”に囲まれると引きこもってしまう。

どれも強敵ばかりでしたが、カワウソたちは頑張ってくれました。

そして、ようやく8月6日よりエサやり体験を再開することが出来ました!

ご協力いただいた皆様には感謝しかありません。ありがとうございます。

今年のふれあい夏まつりは、9月24日(月)まで開催しています。

ぜひ、カワウソたちに会いに来てください!

その他にも気合の入った展示がたくさんあります。

飼育日誌も、ためこんだ分これからどんどん出していきますね!

竹本


2018.07.22sagamigawa2014
セミの抜け殻あれこれ

今日は当館周辺にもよく見られるセミの抜け殻のお話です。
①種類を見分けてみよう
当館周辺にはアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシが主に生息しています。
この中でも今の季節はアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミの3種類を特によく見かけることができますので、
この3種類の抜け殻を見分けてみましょう。

まず、一番簡単に見分けられるのはニイニイゼミです。
1㎝くらいの大きさで、泥をかぶって灰色をしています。

区別が難しいのはアブラゼミとミンミンゼミです。
成虫は羽の色、体の色で簡単に区別がつきますが、抜け殻はうり二つ!
見分けるには触覚の節目の長さをじっくり観察してみましょう。
根元から3節目が2節目よりも長ければアブラゼミ、3節目が2節目と同じくらいの長さであればミンミンゼミです。

②オスメスを見分けてみよう
オスメスの見分け方はとても簡単です。
抜け殻をひっくり返して腹の先を見てみましょう。
メスは幼虫の時代から産卵管を持っており、特徴的な線が入っています(→の部分)。

いかがでしょうか。
身近に沢山ある抜け殻も、じっくり観察するだけで様々な事がわかり、楽しいと思います。
ぜひ、いろいろな抜け殻を観察してみてください。

それと!
今年の夏は本当に暑いです!
熱中症に気を付けて、昆虫採集を楽しみましょう。
抜け殻の観察は家のクーラーが効いた部屋でゆっくりやるのがベストかもしれませんね。

水族館BOY 中尾


2018.07.09sagamigawa2014
稚魚産まれました!

梅雨が明けて、夏が来ました。
川の中でも、春から初夏にかけて多くの日本産の淡水魚が産卵の時期に入ります。
当館でも、水槽の中で、魚たちが産卵時期を迎えています。
今回は、繁殖に成功したミヤコタナゴ、ホトケドジョウ、ミナミメダカの稚魚を、期間限定(7月16日まで)で展示をしています。

こちらは、ミヤコタナゴの稚魚になります。

成魚はこちら。

どうでしょうか。
普段、魚の稚魚を目にする機会は少ないと思います。

ちなみにミヤコタナゴの卵はこちらになります。

次は、ホトケドジョウの卵と

ふ化して数日経った稚魚、

更に10日程経った稚魚になります。

ミヤコタナゴより随分と卵も小さく、稚魚も本当に小さいです。
稚魚も成魚とは姿・形が随分と異なります。

こちらはミナミメダカの稚魚になります。

ふ化して数日のものですが、目が大きくて成魚に良く似ています。

こちらの稚魚たちは、いずれも絶滅危惧種で、自然の中でも中々見ることが出来ないものになります。
当館では、生き物たちの繁殖にも力を入れて、多くの方々に、その姿や現状をお伝え出来ればと思っています。

稚魚は、成魚と姿や形が異なるものも多く、
この時期にしか見ることの出来ない今の姿や、日々成長していく姿を是非ともご覧頂きたいと思います。
この機会を逃すと、1年後になりますよ!

波多野


2018.07.04sagamigawa2014
相模湾水槽のウツボ

皆さんこんにちは!
最近は雨が降ったり止んだり、落ち着かない天気ですね。
私は科学館の周りで、無意識にカタツムリを探してしまいます。

さて、今日の飼育日誌は相模湾水槽に暮らしているウツボについてです。

相模湾水槽には、擬岩が3つ入っています。
この擬岩は中が空洞になっていて、中に入った水がよどんで悪くならないようパイプを通して水流を起こしています。

いつもパイプが見えないように、こんな感じで配置しているのですが‥‥

擬岩の中に入るのがウツボはどうもお気に入りのようで、いつも決まった擬岩から顔だけを出していることが多いです。
しかし、ウツボが中に入り込むと、擬岩が動いてパイプが丸見えになってしまいます‥‥

「うーん、どうしようか」と思っていた矢先、朝水槽を見てみると、
つなげているパイプまで外れている!!

「あちゃー、やっちゃったわー」という感じで外れたパイプをじーっと見つめていました。

まあまあ重さのある擬岩なのに、力の強さにびっくりです。
戻すのも大変で、また擬岩の中にパイプを通し直さないといけないしで、本当に困ったやつですね。


私に気づくと、この顔です。
なんだか憎めないやつですね、ウツボが落ち着ける場所をつくってあげようと思います。

黒川


2018.06.30sagamigawa2014
いただきます!!

皆さんこんにちは!
6月23日(土)に、第二回「アユについて 見て!食べて!学ぼう!アユの食育イベント」を開催しました!

このイベントは、飼育員がアユについて解説をし、科学館のお隣にある、
割烹旅館 旭屋さんでアユの串刺し体験&アユの塩焼き実食ができるという、とても豪華な内容になっています。

前年度より分かりやすいように、アユの解説をパワーポイント形式にしたり、
食育イベント終了後に配布する「アユノート」を難易度別にしたり、

工夫を凝らしてみたのですが、思っていたようにはなかなかいかず‥‥
今回も反省点が多かったです。
次回は、二回分の反省点を活かしてさらにパワーアップした解説を目指したいと思います!

アユの勉強の後は、旭屋さんに向かい串さし体験を行いました!


板長さんに刺し方を教わりながら、皆さん真剣にアユに串を刺していきます。

「ここの骨を縫うように刺して‥‥」と、
大人でも難しいハイレベルな串刺しを子供たちに伝授していただきました。笑

アユが焼きあがるまでは、広い宴会場で女将から旭屋さんと相模川についてお話をきいたり、
アユノートを配布したり、おさらいクイズをしたり。

そして実食!「いただきます!!」

今回のイベントで旭屋さんには、アユやテントの準備、串刺しのご指導等たくさんご協力いただきました。ありがとうございます!

また、来年の食育イベントでも皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ろうと思います!

黒川


2018.06.28sagamigawa2014
6月のマンスリー水槽

今月のマンスリー水槽では父の日をテーマに
オスが子育てを行う「シルバーアロワナ」を展示しています。

シルバーアロワナのオスはメスが産み落とした卵をくわえて口の中で保護する習性を持っています。
そして、卵がふ化し、自力で泳げるようになるまでの約一か月間
オスは何も食べずに口の中の子供たちを守り続けます。

また、シルバーアロワナは名前にシルバーとついていますが、じっくり見てみるとシルバーだけでなく、
エメラルドグリーンや桃色など様々な色が混ざり合った非常に綺麗な色をしています。

水槽内を優雅に泳ぐアロワナの様子をぜひご覧ください。

水族館BOY 中尾


2018.06.24sagamigawa2014
白いアマガエル、再び

ジメジメと蒸し暑い日に梅雨らしさを感じる今日この頃。
屋外でもアマガエルの声がよく聞こえるようになりました。

そこで、昨年話題になったアルビノ個体の白いニホンアマガエルを
今年も田んぼの今水槽で展示開始しました。

昨年よりも一回り大きくなったような気がしますが…
どうでしょうか?

また、今年は同時にニホンアマガエルのオタマジャクシも展示しています。

白いオタマジャクシはいませんが…
時間を見つけては外で白いオタマジャクシ探しをしています。
万が一発見して、展示できたらいいなぁ…と思っております。

水族館BOY 中尾


2018.06.13sagamigawa2014
ザリガニは何色?

皆さんこんにちは!最近は天気のいい日が多いですね。
先日、先輩の手伝いでふれあい田んぼで作業をしていた時、ずっこけて泥まみれになってしまいましたが、
その後の水浴びがすごく気持ちよかったです。

今回の飼育日誌では、小川の実験観察テーブルで展示しているザリガニについて解説したいと思います!

皆さんは「ザリガニ」と聞くとどんな姿を想像しますか?

きっと写真のような、鮮やかな赤色をしたアメリカザリガニを想像すると思いますが、
今、科学館で展示しているザリガニはというと、こちら!!

青色のザリガニ!
しかも、この青色のザリガニも皆さんが良く知っているアメリカザリガニなんです!
体の色が全然違うのに同じアメリカザリガニなの?と思いますよね。
アメリカザリガニの体の色は、実は食べ物によって決定していて、現在の実験観察テーブルでは、
そのメカニズムを解説しています!

食べ物で体の色が変わるの?何をあげたの?どれくらいの期間で変わったの?
など、疑問に思った方は是非科学館に遊びにきてください!


ちなみに、
2つの水槽で対照的なレイアウトになっているので、見比べてみると面白いですよ!

夏になり、事務所内のバーベキューを企画しようか悩んでいる黒川でした。

黒川


2018.06.02sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」⑩

「鯉の知らない世界」ブログリレーもいよいよ最後となりました。
これまでコイの生態や種類、魅力、文化などについてご紹介してきましたが、コイの面白さが皆さまにも伝わったでしょうか。
最後にお伝えするのは、今回のメインテーマでもある「本当の鯉」についてです。

この写真のコイは、日本に生息しているコイですが、実は中国大陸由来のコイで、いわゆる「外来のコイ」や「飼育型コイ」と呼ばれているものになります。
しかし近年、日本に元々生息していた「在来のコイ」が、琵琶湖に生息していることが分かってきたのです。


こちらがその「在来コイ」になります。
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 「増養殖研究所」より、分譲頂き、今回展示させて頂いております。
関東地方で、この在来コイが見られる施設も少ないのではないでしょうか。

この遺伝子や外部形態も「外来コイ」とは異なることが証明されています。
ですが、一見したところでは「在来」「外来」の区別が難しいのが現状です。
このような点や身近な存在であることから外来種と認識されにくいのも問題です。
身近な存在だからこそ、正しい知識や情報をお伝えし、コイの環境についても考えて頂くきっかけになれば幸いかと思います。
7月1日までの開催となりますので、まだご覧になられていない方は是非とも見て頂きたいと思います。
展示水槽では、「在来のコイ」と「外来のコイ」が比較してご覧頂けるようになっています。

全身の姿は、特別企画展の水槽で確認して下さい!
ひっぱり過ぎですかね(笑)。

波多野


2018.05.23sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」⑨

皆さんこんにちは!
前回の飼育日誌で紹介した、鯉料理の食レポ動画は皆さん見ていただけたでしょうか?

この映像は、総監督→私 主演→先輩T飼育員で作成しました。
「水族館飼育員は、生き物の飼育以外にもいろいろなことをしないといけない」と聞いていましたが、
まさか食レポ映像の総監督になるなんて…びっくりしました(笑)

今回の飼育日誌は、鯉の食レポ動画内でこだわったポイントをご紹介します!

インタビューシーン

インタビューシーンで登場する人物は、ふれあい科学館のスタッフ2人です。
「インタビューいいですか?!」と突然撮影依頼をし、撮影させてもらいました。

店内の風景シーン

今回ご協力いただいた川魚料理店「飄禄玉(ひょうろくだま)」さんは、
料理はもちろんですが、店内もとても素敵です!

お店の雰囲気が少しでも伝わるよう、ゆっくりカメラをまわしてみました。

大切な食事シーン

いかに鯉のお刺身の艶や美味しさを映像で伝えるか、アップや引きの映像を何度も撮影しました。

また、恐る恐る鯉料理を口に運ぶシーンや、窓の外を見つめるシーンなど先輩T飼育員の名演技にも注目です!

黒川