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飼育日誌
2017.11.21sagamigawa2014
残りわずかです!

最近は朝晩かなり冷え込むようになり、
色づいた木の葉も次第に落ちてきていますね。
夜になると鳴いていた虫の声も、すっかり聞こえなくなって、冬の訪れを感じます。

さて、皆さんはこの秋、どんな生き物を発見しましたか、、、?

私はこんな秋を発見しました♪

この昆虫はヒロバネカンタンという秋の鳴く虫です。
展示用のエンマコオロギを採集しているときに偶然発見しました。
大きさは1.5㎝程度で、草むらの中に上手に隠れていてなかなか見つかりません。
私自身、人生で初めて採集しました、、、、!
とても感動しました。

そして、秋季特別企画展も11月26日まで!
残りわずかです。
ぜひ最後にもう一度、秋の生き物を発見しに来てください♪
皆様のご来館をお待ちしております。

水族館BOY 中尾


2017.11.17sagamigawa2014
ヒゲの生えたお魚

「ヒゲの生えたお魚」と聞くと、皆さんはどんな魚を思い浮かべますか?
細く長いヒゲを生やしたナマズを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

実は最近、ヒゲの生えた魚が相模湾水槽に仲間入りしました。
その名も「ヒゲダイ」です。

どんなヒゲかというと、上のナマズとは全く違うあごヒゲタイプです!

まるで手入れしたかのように整っています。
ヒゲダイのヒゲについて調べてみると「肉質のヒゲ」と書いてありました。
見た目からすると、ふにゃふにゃ?ふぁさふぁさ?としていそうですが、一体どんなさわり心地なのでしょう。キニナル、、、、
魚のヒゲは感覚器のような役割をしており、舌のように触れたものの味が分かるといわれています。
人間でいう舌の役割を魚たちはヒゲでしているなんて、驚きですよね。

写真だと伝わりずらいですが、体も大きく深い黒色の体色がとってもキレイです。
なかなか近くで見る機会がないヒゲダイを見に来てくださいね!

ちなみに、
以前先輩と釣り採集に行ったときも、思いがけないヒゲの生えたお魚、サビハゼが釣れたのですが、
写真を撮り忘れてしまいました、、、
ヒゲダイとは違い、まばらに生えたヒゲがとっても可愛かったので、機会があれば展示したい!!
まだ全く予定はないですが、サビハゼの登場を楽しみに待っててください~!

黒川


2017.11.11sagamigawa2014
みんなでいただきます!~ふれあい田んぼ探検隊その6~

みなさんこんにちは

当館にはふれあい田んぼという棚田があり、毎年ふれあい田んぼ探検隊を結成してお米作りを行っています。

10月30日に待ちに待った収穫祭を行いました!

田植えからのおさらいをして・・・まだ食べられません。

10月15日に実施した脱穀と風選では稲から籾を機械で選別しましたが、
収穫祭では身近な道具を使って自分の力で稲から普段食べているお米にしてもらいました。

稲からもみを取るのはスムーズにいきましたが、もみから玄米を取り出すところで苦戦しました。
ですが、すりばちと野球の軟式ボールでうまくできることが分かるとみんな上手にできていました。
もみ殻は軽いので息を吹きかけて選別しました。

あとはひたすらすりこぎでやさしく突くのみです。

そうしているうちに、始まりでスイッチを入れた炊飯器が炊き上がりました。
あつあつのご飯をおにぎりにして(自分の分だけではなくて、ちゃんとお父さんお母さんの分までつくってくれました)。


一年間ふれあい田んぼ探検隊での活動おつかれさまでした!
では、みんなで一緒に
“いただきます!”

竹本


2017.11.06sagamigawa2014
相模湾水槽の新しい仲間

10月後半、相模湾水槽に新しい仲間が2種類やってきました。
今日はそのうちの一種類、「ヒメテングハギ」についてです。
目の上に角のような突起があり、それが鼻の長い天狗に似ていることから、名前に「テング」が入っています。
英語では、「ユニコーンフィッシュ」と呼んだりもするそうです。
そんな立派な角が特徴的なヒメテングハギが、こちら!!

あれ!角なんて無いじゃん!!
ヒメテングハギの角は、小さいときには見られず、成長と一緒に伸びていくのです。
今回、相模湾水槽に仲間入りしたのは子どもなので、まだ角はありません。
大人になるとこんな感じです。

私的にはこの角がチャームポイントでかわいいなあと思うのですが、
約3分で書いたイラストでしかお伝えできないのがとても残念です。

ですが、よく見るとちょーーーーーっと角が出てきているような、、、、
これからどんどん大きくなって、立派な角が見れる日を楽しみにしたいと思います!
ヒメテングハギの眉間?に注目です!

【おまけ】
いつもは擬岩と一体化していて、あまりお客様にも気づかれていないのでは?と思うカサゴ。

よく泳ぎ回るヒメテングハギの写真を夢中になって撮っていると、
アクリル面ギリギリまで出てきてこちらを見ていました。

ちょっと嫉妬したのかな?笑

黒川


2017.11.03sagamigawa2014
珍しい展示!

今回の秋季特別企画展では、とってもマニアックな生き物も多数展示しています。

その中でも、みなさんに一番見て頂きたいのがこちら!

顔が細長くて、うにょうにょしていて、ちょっと気持ち悪い、、、?
川で釣りをする方には“くろかわむし”と呼ばれ、釣り餌として馴染み深い昆虫です。
自然界では、口から糸を吐いて石と石をくっつけて上手に巣を作り、巣の入り口にくっついた落ち葉を食べて暮らしています。

川の石をひっくり返すとこのような巣を見つけることができます。
しかし、実際にこの虫が川の中で生活している様子をじっくりと見たことのある方は少ないはず、、、!
そしてそもそも長期にわたって飼育&展示できるのかも不明!!!!!
この虫を展示するには苦労の連続でした、、、、。
はじめに数匹まとめてケースに入れて飼育してみたところ、喧嘩して全滅、、。
ガチャガチャのカプセルに1匹ずつ分けて飼育してみたら、カプセルの穴から逃走して再び喧嘩が勃発して全滅、、、、。
試行錯誤してなんとか今の形にこぎつき、展示することができました!

そしてこんなことも!

サナギにもなりました!
こんなキレイな緑色のサナギになるのとは、、、知らなかった、、、。

生きたヒゲナガカワトビケラの展示は、多分今は当館しかおこなっていません!

一見の価値ありです!

皆様のご来館お待ちしております。

水族館BOY 中尾


2017.11.01sagamigawa2014
鳴く虫魅力 その2

今回のブログでは、皆さんにコオロギの顔を見ていただきたいと思います。

コオロギは、すばしっこくぴょんぴょん跳ねますし、大きさも小さいので、
まじまじと観察する機会はあまりないと思います。

しかし、実はコオロギの顔は種類を判別する大きな手掛かりとなることも多く、
そしてなんといっても個人的に一押しの萌えポイントが満載です。

エンマコオロギ

エンマコオロギは閻魔大王のように怖い顔つきをしていということからその名が付いたコオロギなのですが、、、
実際にはそこまで怖く無いというか、むしろ可愛いと思いませんか!?

ツヅレサセコオロギ

ツヅレサセコオロギは私たちの最も身近に住んでいるコオロギですが、穴を掘って隠れるのが好きで、採集は非常に難しいです。
飽きの来ない奥深い鳴き声、シュッとした姿、精悍な顔つき、、、私一押しのコオロギです!!最高!!!

ミツカドコオロギ

不思議な形の顔をしたコオロギです。
こんな角ばった顔をしているのはオスだけで、メスや幼虫は丸い顔をしています。

オカメコオロギのなかま

おかめのお面のような形の顔をしていることからこの名前が付きました。おでこの白い点がとてもすてきだなと思います。

他にも、おもしろい顔立ちをした昆虫はいろいろいます。

いつもと違った視点で観察してみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

水族館BOY 中尾


2017.10.30sagamigawa2014
鳴く虫の魅力 その1

みなさんこんにちは。

現在開催中の秋季特別企画展では3種類の秋の鳴く虫を展示しています。

虫の鳴き声は非常に奥が深く、なかなか展示ではすべてを語り切れません。

今回のブログでは、展示で語り切れなかった鳴く虫のお話を少ししたいと思います。

・鳴く虫が鳴く理由
コオロギやキリギリスの仲間は一般的にオスが鳴き、メスは鳴きません。
そして、オスは何を目的として鳴いているのでしょうか?
実は、鳴く虫が鳴く理由は主に3種類に分けられます。
(1)縄張りを主張する
夜になると聞こえてくる虫の鳴き声のほとんどが、縄張りを主張するときの鳴き声です。
縄張りの中に他のオスが侵入してこないように、また、メスを縄張りの中に誘い込みます。
一定の鳴き声を同じテンポで繰り返して、長時間鳴きます。

(2)喧嘩する
縄張りの中に他のオスが侵入し、縄張りの主とはちあわせしたときにも鳴きます。
甲高く攻撃的で大音量の鳴き声です。

(3)求愛する
メスと出会ったときにはプロポーズをするために鳴きます。
メスに受け入れてもらうため、優しい鳴き方です。

・鳴き声はどのように聞いているの?
人間は耳で音を感じます。

では、昆虫はどこで音を感じているのでしょうか?
実は、昆虫にも耳は存在するのです。種類にもよりますが、鳴く虫の仲間のほとんどは耳を持っています。
また、人間の耳は顔についていますが、鳴く虫の耳はなんと足についています。

こちらの写真がエンマコオロギの耳です。人間の耳と違って、鼓膜が露出しています。

秋には、あちらこちらで耳にする虫の声。

少し耳を傾けて、彼らの暮らしぶりをそっと覗いてみませんか?

水族館BOY 中尾


2017.10.27sagamigawa2014
どんぐりゴマを作ろう!

こんにちは。

ちょうど今、科学館や近所の公園などでは、様々な種類のどんぐりが落ちています。

そして、どんぐりを使った遊びで真っ先に思い浮かぶのは“どんぐりゴマ”ではないでしょうか?

今日は、どんぐりゴマ作成歴15年の私が、どんぐりゴマ作りのコツをお教えいたします!

・どんぐりゴマに適したどんぐり

どんぐりの種類は多々ありますが、よく回るコマを作るにはクヌギとマテバシイのどんぐりがおすすめです。

クヌギは少し自然の多い場所に多く、マテバシイは公園の街路樹としてもよく使われています。

そして、どんぐりも十人十色。同じ種類でも、形がどれも少しずつ違います。

どんぐりゴマを作る時には、できるだけお尻が曲がっておらず中心の軸が真っすぐになっているどんぐりを選びます。

良いどんぐりを見つけたら、どんぐりの中心にキリなどで真っすぐ慎重に穴をあけます(手を怪我しないように注意です!)。

最後に2㎝くらいに切った爪楊枝を刺して完成です!

回してみると、、、、

まぁまぁいい感じですね。

こんな技もあります。

みなさんもお気に入りのどんぐりを見つけて、どんぐりゴマを作ってみてはいかがですか?

水族館BOY 中尾


2017.10.23sagamigawa2014
見てます

飼育員の仕事は「生き物を飼育すること」です。
生き物を飼育していると、日々、生き物のおもしろさや奥深さを感じます。

そんなおもしろさを感じさせる生き物が、先週、“海の生き物水槽”に登場しました。

早速、水槽をのぞいてみましょう!

!!なんと!魚が死んでいる!?

・・と、みなさんに言われるのではないかと
ヒヤヒヤ?ワクワク?しているのですが、

安心してください。生きてます。


この魚の名前はマツダイといいます。
幼魚や未成魚のうちは海面を漂う枯れ葉に擬態していると考えられていて、
見た目だけでなく、泳ぎ方まで海面を漂う枯れ葉になりきっています。

枯れ葉のふりをすることで、捕食者の目をあざむいたり、
エサとなる小魚に気づかれずに近づいたりできるのです。

よく見ようと近づいてみると、
まるで流されるかのようにスススっと離れていきます。

そして・・
見てます。


こちらを必ず見てます。

移動しても・・


見てます。

あぁ・・なんておもしろい生き物なんだろう。

亀ヶ谷


2017.10.20sagamigawa2014
ハート型のカツラ

ここ数日、雨が続いていて少し憂鬱な気持ちになりますよね。
私も、洗濯物が乾かなかったり、湿気で髪の毛がくるくるになったり。

ということで今回の飼育日誌は、雨上がりが楽しみになる記事を書きたいと思います!

ふれあい田んぼのすぐ前の道をまっすぐ進むと、科学館の裏の出入り口があります。
職員はこちらから出入りするのですが、その出入り口付近に「カツラ」という木が生えています。

実は私、このカツラの葉が好きです!

まず、葉の形が好き!

これがカツラの葉ですが、ちょっとぷっくりしたかわいいハート型をしています。
落ち葉のなかにも、色の濃さや大小さまざまなハートがあります。

並べてみました。

ハート型、かわいい!

そして匂いが好き!

このカツラの葉は枯れて黄色くなると、とてもあまーい独特の匂いがします。
その甘い匂いの元は、砂糖の入ったお菓子などを作るときに生成される物質と同じらしく、
よく「キャラメルの匂い」と言われます。
私が初めて匂いを嗅いだときは、「みたらし団子!」と思いました。

とにかくとても甘い香りで、「カツラ」という名前の由来も、
「香りが出る⇒香出(かづ)」が次第に「カツラ」になったと言われています。

木の下を通ると、落ち葉から「ふわぁ~~」っと香ります。
調べてみると、一番良く匂いがするのは、雨上がりの後だそうです!
雨が降っていても匂いがするのに、雨が止んだらもっと甘い香りが立ち込めるのか~と、
ちょっと雨上がりが楽しみになりませんか?

雨上がりの日は、科学館の周りでハートの落ち葉探しも素敵ですよ~!

黒川