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飼育日誌
2018.09.03相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
さむい!!

皆さんこんにちは!!
最近少し涼しくなったと思ったら、また暑くなってきましたね。

今回の飼育日誌では、体感温度が少し下がりそうな生き物を紹介したいと思います。
特別企画展会場にて展示している、オオグソクムシです!

オオグソクムシは150~600mの太陽光が届かない、真っ暗な深海に生息しています。
太陽光が届かないため水温も低く、飼育している水も約8度ととても冷たい!!

このオオグソクムシ、かなりインパクトがあってお客様から人気ですが、
もっとびっくりする生き物が同じ水槽にいます。
オオグソクムシをそのまま大きくしたような「ダイオウグソクムシ」です!


ダイオウグソクムシは、オオグソクムシよりもっと深い水深170~2500mに生息しています。
約9000種いる等脚類の中では世界最大で、
オオグソクムシとダイオウグソクムシを比べてみるとこんなにも違います。

ちょっと分かりづらい写真しか撮れませんでした、、、

このオオグソクムシもダイオウグソクムシも、実は深海展示の有名な新江ノ島水族館からお借りしている個体なのです!
この場をお借りしてお礼を申し上げます。

展示している水槽には穴があいており、水槽内の水を触ることができるので、
是非オオグソクムシたちが暮らす、深海の水温を体感してみてくださいね!

黒川


2018.08.24相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
8月のマンスリー水槽

皆さんこんにちは!
8月ももう終わってしまいそうですが、今月のマンスリー水槽を紹介したいと思います!

8月といえば、夏!夏といえば、私は真っ先にお祭りを連想しました!!
お祭りの金魚すくいをイメージして、金魚を展示しています。

金魚はフナの仲間の改良品種で、さまざまな姿の金魚がいます。
今回の展示では3種類の金魚を展示しました!

琉金(リュウキン)

出目金(デメキン)

蘭鋳(ランチュウ)

それぞれ特徴があって泳ぎ方も違うので、見ていて飽きません。

金魚すくいの金魚に見立てて展示していますが、実際の出店で多くみられるのは、「和金」と呼ばれる金魚で、
金魚の原点とも言われるように、シュッとした体がフナによく似た金魚です。

また今回の展示では、少しオレンジがかった照明と風車を並べて大人な雰囲気のお祭りを演出してみました。
いかがでしょう??

今年、夏祭りにいけなかった方は
少しでもマンスリー水槽でお祭り気分を味わってもらえたらなと思います!

お祭り行きたかった~~~涙

黒川


2018.08.21相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
○○○のヒゲ

ふれあい夏まつりでは、生きているゾウガメなどにふれあうことが出来ますが、
さまざまな標本をさわって生き物のすごさを体感することも出来ます。

そのなかでも今回の大物はこちら。

これは、いったい。

なんだ?

少しさがってみてみましょう。

なんとなく正体がわかってきたかな?
とっても体が大きな生き物の頭部模型です。
 

正解は“クロミンククジラの頭部模型”でした。初めの写真で紹介したものは、本物のクジラのヒゲ板です。
この貴重な標本は、一般財団法人日本鯨類研究所の皆様のご協力により展示が実現しました。

大きな体のクジラの仲間は、
大きくわけると「歯を持つハクジラの仲間」と「ヒゲ板を持つヒゲクジラの仲間」に分けられます。
今回紹介しているクロミンククジラはヒゲクジラの仲間で、
ヒゲ板を上手に使って小さなプランクトンなどをたくさん食べています。

実物大のクジラの頭部模型、ヒゲ板は自由に(やさしく)さわることが出来ます。
ぜひその感触を体感しに来てくださいね!

竹本


2018.08.10相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
ふれあい夏まつり、始まっています

“ふれあい夏まつり”昨年に続き、今年も開催しています。

実を言うと、始まってまもなくひと月がたちます。
毎回特別企画展が始まると、すぐに飼育日誌に記事をアップするのですが…

なぜ記事を書くのをここまでサボっていたかというと…
昨年の秋に「来年はカワウソがやりたいなぁ」と思い立ち、以降多くの困難な壁に心が挫けそうになりながらも、
なんとか開催までこぎつけました。
その時は「そろそろ飼育日誌を書かないと」と思っていました。
しかし、本当に大変なのは始まってからでした。

カワウソの手にふれてエサやりが出来るプログラムがあるのですが、開始までに猛特訓を重ね、
なんとかスタッフの手から食べるようになっていました。が…いざお客さんを前にすると全く出来ず。

「これは…まずい。」

そこから、長く険しい地道なトレーニングの日々が続きました。

あるときは、“睡魔”に勝てず。

またあるときは、“エサが美味しくない”と食べず。

さらには、“たくさんの人”に囲まれると引きこもってしまう。

どれも強敵ばかりでしたが、カワウソたちは頑張ってくれました。

そして、ようやく8月6日よりエサやり体験を再開することが出来ました!

ご協力いただいた皆様には感謝しかありません。ありがとうございます。

今年のふれあい夏まつりは、9月24日(月)まで開催しています。

ぜひ、カワウソたちに会いに来てください!

その他にも気合の入った展示がたくさんあります。

飼育日誌も、ためこんだ分これからどんどん出していきますね!

竹本


2018.07.22相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
セミの抜け殻あれこれ

今日は当館周辺にもよく見られるセミの抜け殻のお話です。
①種類を見分けてみよう
当館周辺にはアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシが主に生息しています。
この中でも今の季節はアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミの3種類を特によく見かけることができますので、
この3種類の抜け殻を見分けてみましょう。

まず、一番簡単に見分けられるのはニイニイゼミです。
1㎝くらいの大きさで、泥をかぶって灰色をしています。

区別が難しいのはアブラゼミとミンミンゼミです。
成虫は羽の色、体の色で簡単に区別がつきますが、抜け殻はうり二つ!
見分けるには触覚の節目の長さをじっくり観察してみましょう。
根元から3節目が2節目よりも長ければアブラゼミ、3節目が2節目と同じくらいの長さであればミンミンゼミです。

②オスメスを見分けてみよう
オスメスの見分け方はとても簡単です。
抜け殻をひっくり返して腹の先を見てみましょう。
メスは幼虫の時代から産卵管を持っており、特徴的な線が入っています(→の部分)。

いかがでしょうか。
身近に沢山ある抜け殻も、じっくり観察するだけで様々な事がわかり、楽しいと思います。
ぜひ、いろいろな抜け殻を観察してみてください。

それと!
今年の夏は本当に暑いです!
熱中症に気を付けて、昆虫採集を楽しみましょう。
抜け殻の観察は家のクーラーが効いた部屋でゆっくりやるのがベストかもしれませんね。

水族館BOY 中尾


2018.07.09相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
稚魚産まれました!

梅雨が明けて、夏が来ました。
川の中でも、春から初夏にかけて多くの日本産の淡水魚が産卵の時期に入ります。
当館でも、水槽の中で、魚たちが産卵時期を迎えています。
今回は、繁殖に成功したミヤコタナゴ、ホトケドジョウ、ミナミメダカの稚魚を、期間限定(7月16日まで)で展示をしています。

こちらは、ミヤコタナゴの稚魚になります。

成魚はこちら。

どうでしょうか。
普段、魚の稚魚を目にする機会は少ないと思います。

ちなみにミヤコタナゴの卵はこちらになります。

次は、ホトケドジョウの卵と

ふ化して数日経った稚魚、

更に10日程経った稚魚になります。

ミヤコタナゴより随分と卵も小さく、稚魚も本当に小さいです。
稚魚も成魚とは姿・形が随分と異なります。

こちらはミナミメダカの稚魚になります。

ふ化して数日のものですが、目が大きくて成魚に良く似ています。

こちらの稚魚たちは、いずれも絶滅危惧種で、自然の中でも中々見ることが出来ないものになります。
当館では、生き物たちの繁殖にも力を入れて、多くの方々に、その姿や現状をお伝え出来ればと思っています。

稚魚は、成魚と姿や形が異なるものも多く、
この時期にしか見ることの出来ない今の姿や、日々成長していく姿を是非ともご覧頂きたいと思います。
この機会を逃すと、1年後になりますよ!

波多野


2018.07.04相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
相模湾水槽のウツボ

皆さんこんにちは!
最近は雨が降ったり止んだり、落ち着かない天気ですね。
私は科学館の周りで、無意識にカタツムリを探してしまいます。

さて、今日の飼育日誌は相模湾水槽に暮らしているウツボについてです。

相模湾水槽には、擬岩が3つ入っています。
この擬岩は中が空洞になっていて、中に入った水がよどんで悪くならないようパイプを通して水流を起こしています。

いつもパイプが見えないように、こんな感じで配置しているのですが‥‥

擬岩の中に入るのがウツボはどうもお気に入りのようで、いつも決まった擬岩から顔だけを出していることが多いです。
しかし、ウツボが中に入り込むと、擬岩が動いてパイプが丸見えになってしまいます‥‥

「うーん、どうしようか」と思っていた矢先、朝水槽を見てみると、
つなげているパイプまで外れている!!

「あちゃー、やっちゃったわー」という感じで外れたパイプをじーっと見つめていました。

まあまあ重さのある擬岩なのに、力の強さにびっくりです。
戻すのも大変で、また擬岩の中にパイプを通し直さないといけないしで、本当に困ったやつですね。


私に気づくと、この顔です。
なんだか憎めないやつですね、ウツボが落ち着ける場所をつくってあげようと思います。

黒川


2018.06.30相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
いただきます!!

皆さんこんにちは!
6月23日(土)に、第二回「アユについて 見て!食べて!学ぼう!アユの食育イベント」を開催しました!

このイベントは、飼育員がアユについて解説をし、科学館のお隣にある、
割烹旅館 旭屋さんでアユの串刺し体験&アユの塩焼き実食ができるという、とても豪華な内容になっています。

前年度より分かりやすいように、アユの解説をパワーポイント形式にしたり、
食育イベント終了後に配布する「アユノート」を難易度別にしたり、

工夫を凝らしてみたのですが、思っていたようにはなかなかいかず‥‥
今回も反省点が多かったです。
次回は、二回分の反省点を活かしてさらにパワーアップした解説を目指したいと思います!

アユの勉強の後は、旭屋さんに向かい串さし体験を行いました!


板長さんに刺し方を教わりながら、皆さん真剣にアユに串を刺していきます。

「ここの骨を縫うように刺して‥‥」と、
大人でも難しいハイレベルな串刺しを子供たちに伝授していただきました。笑

アユが焼きあがるまでは、広い宴会場で女将から旭屋さんと相模川についてお話をきいたり、
アユノートを配布したり、おさらいクイズをしたり。

そして実食!「いただきます!!」

今回のイベントで旭屋さんには、アユやテントの準備、串刺しのご指導等たくさんご協力いただきました。ありがとうございます!

また、来年の食育イベントでも皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ろうと思います!

黒川


2018.06.28相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
6月のマンスリー水槽

今月のマンスリー水槽では父の日をテーマに
オスが子育てを行う「シルバーアロワナ」を展示しています。

シルバーアロワナのオスはメスが産み落とした卵をくわえて口の中で保護する習性を持っています。
そして、卵がふ化し、自力で泳げるようになるまでの約一か月間
オスは何も食べずに口の中の子供たちを守り続けます。

また、シルバーアロワナは名前にシルバーとついていますが、じっくり見てみるとシルバーだけでなく、
エメラルドグリーンや桃色など様々な色が混ざり合った非常に綺麗な色をしています。

水槽内を優雅に泳ぐアロワナの様子をぜひご覧ください。

水族館BOY 中尾


2018.06.24相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
白いアマガエル、再び

ジメジメと蒸し暑い日に梅雨らしさを感じる今日この頃。
屋外でもアマガエルの声がよく聞こえるようになりました。

そこで、昨年話題になったアルビノ個体の白いニホンアマガエルを
今年も田んぼの今水槽で展示開始しました。

昨年よりも一回り大きくなったような気がしますが…
どうでしょうか?

また、今年は同時にニホンアマガエルのオタマジャクシも展示しています。

白いオタマジャクシはいませんが…
時間を見つけては外で白いオタマジャクシ探しをしています。
万が一発見して、展示できたらいいなぁ…と思っております。

水族館BOY 中尾