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飼育日誌
2020.07.11相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
ひまわり畑のおともだち

こんにちは。
7月になりいよいよ夏も本番です!
入道雲の浮かぶ透きとおる青空や、深い緑の木々から響くセミの声のように、
どこか懐かしいノスタルジーを感じるような景色が私たちを迎えてくれる季節です。
ひまわりの花もそういった景色のひとつではないでしょうか。
太陽にむかってしゃんと立つひまわりの姿は、誇らしさすら感じてしまいますよね。

さて、今月のマンスリー水槽では、そんな夏を感じさせてくれるひまわりの花と似た、
オレンジ色の体色をもつ魚を、ひまわり畑を再現した水槽とともにご紹介しております。


今回ご紹介している魚は、オレンジライヤーテールモーリーといいます。
映えるようなオレンジ色を全身に持つこの魚は、ブラックモーリーというメキシコに棲む淡水魚の改良品種です。
尾鰭もまた特徴的で、楽器のライヤー(竪琴)の形に似た尾鰭をもつことからライヤーテールという名前がつけられたそうです。

そんな本種は、改良品種ですので野生では生息していません。
こんなにオレンジ色の魚が野生にいるわけないよな~と思っていましたが、
調べてみるとなんとアフリカの湖には実際に真っ黄色の淡水魚が棲んでいるそうです…!
世界は広いですね~!

水槽内ではひまわりの花や葉の間を魚たちがゆらゆらと泳ぎ回る姿を見ることができます。
緑とオレンジのコントラストで懐かしい夏を感じていただければ幸いです!
皆様のご来館を心よりお待ちしております!

山田


2020.06.16相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
浮いたやつ

みなさんは水族館に行くと、どんなものに興味を惹かれますか?
カラフルなものや活発に動き回るものなど、色々あると思います。
  
注目を集める生き物もいれば、中々注目してもらえない生き物もいます。
そのひとつが“動かないもの”です。

でも、動いていないものにも魅力はたくさんあります。
  
ということで、ただいま小川の実験観察テーブルでは、
動かないけれど面白い、浮かぶ水草をご紹介しています。

このロゼット状の葉っぱが特徴の水草は、“ヒシ”といいます。
このヒシ、見たことがない方も多いかと思いますが、
実はとても私たちに馴染み深い植物です。

図形の一つに“ひし形”というものがありますが、
この“ひし形”は、ヒシの実の形からきています。

そのヒシの実がこちら。


左が収穫したてのもの、右が乾燥させたものです。

トゲがあり、中々変わった形をしています。
乾燥するととても硬くなることから、
忍者が用いた道具として知られている
撒菱(まきびし)として利用されたそうです。

実はこのヒシの実、食べることができます。
茹でて皮をむき、そのまま食べたり、炒めて食べたりします。
ほんのりと甘みがあって、芋や栗のような食感だそうです。

なんと、このトゲトゲしたヒシの実を好んで食べるということから
“ヒシクイ(菱喰い)”と名前のついた鳥もいます。

色々な生き物がいますね。

亀ヶ谷


2020.06.11相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
強い歯の持ち主

6月に入り、日差しに初夏を感じるようになりました。

ただいま当館では、世界のネズミの仲間をテーマにした“ねずみ展”を開催しております。
今回の一押しの生き物は、この歯の持ち主!

当館初登場のアメリカビーバーです!!

ビーバーは木や枝を使ってダムを作ることで知られていますが、
それを可能にしているのがこの強い歯です。
木の皮が大好きで、細い枝の皮も器用にはいで食べます。

夜行性のため、寝ていることが多いですが、
リラックスしているとこんな姿になることも‥。

お昼寝したくなりますね。

亀ヶ谷


2020.06.07相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
川魚を上から見る「水上散歩水槽」

長かった臨時休館も明けて、「楽しみにまっていたよ」と嬉しいお言葉も頂きました。
臨時休館中もただ休んでいたわけではありません!
何と新しい水槽の準備もしていました。

それは、3月の春休み前にオープンする予定ですすめていた「水上散歩水槽」です。
【まるで水の上を歩いているような体験】、【川魚を上から観察】というコンセントでこの展示は企画がスタートしました。
その完成形がこちら!

水槽の上を歩けるのです。

そして水槽の中の魚を真上から観察。

6月2日の営業再開から展示をスタートして、皆さまにご覧いただいています。
思えば4ケ月前、不安と期待と、いや不安の方がはるかに大きかった工事がスタート。
思い返すだけで血圧が上がってしまいそうなのですが、水槽工事もめったにあることではないので、
皆さまにその様子をご覧いただこうと思います。

工事前

工事開始です。周囲を養生後は、いきなり床に穴を開けていきます。
もう引き返せません。

コンクリートを斫り、FRP樹脂で水槽を形作っていきます。

少しずつ水槽の形に近づいてきました。

アクリル製の水路を取り付け。

中間槽と呼ばれる水を受けるタンクやポンプ、電気配線、給水配管、ダクト、ろ過装置などなどを施工します。

そして、いよいよ水槽にガラス天板を取り付けです!

ここまでくるとほぼ水槽の形が出来上がってきました。
もう本当に、ここには書ききれないくらいの経験をしました。
完成形は是非ともご来館頂いて、見て、楽しんで下さい!

これからも皆さまに、楽しんでいただけるよう職員一同、力を合わせていきますので、営業再開後もよろしくお願いいたします。

波多野


2020.06.06相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
アジサイの季節

皆さんこんにちは!
当館は約3か月の臨時休館を経て6月2日から営業再開しました。
館内ではいくつかの水槽で展示している生き物の入れ替えを行っています。
その中から今回はマンスリー水槽の生き物を紹介します。

6月の花と言えばアジサイということで、アジサイの花のような色の魚を展示しています。

青と黄が目立つシリキルリスズメとピンクと黄が目立つトールボッツダムゼルを展示しています。
ともに小さなスズメダイの仲間ですが、アジサイの周りを群れて泳いでいる姿はとてもきれいです。

↑シリキルリスズメ

↑トールボッツダムゼル

水槽内には四阿(あずまや)をイメージした装飾がありますが、
スズメダイがその中を隠れ家として利用していることもあるので、ご覧になられる際は四阿の中も覗いてみてください!

西田


2020.05.28相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
思わぬところで生き物発見!

こんにちは。
季節のうつりかわりは早いもので、もうすっかり初夏の陽気ですね!

さて、唐突ですが皆さんはお散歩をしている途中で田んぼや川があると、ついついのぞき込んでしまうことはないでしょうか?
私は必ずしてしまいます(笑)。
どんな生き物がいるのかな~なんて気になってしまうんですよね。生き物好きの性なのでしょうか?

当館のわきにはふれあい田んぼという棚田がありまして、
もう水が張られ、アメンボがすーいすーいと気持ちよさそうに泳いでおります。
ここもつい生き物を探してしまいたくなるような雰囲気ですが、
今回皆さんに紹介したい場所はふれあい田んぼではなく、こちらです!

こちらは当館入口の正面にある水盤なのですが、
皆さん、率直にこの水たまりに生き物がいると思いますか…?
私はお恥ずかしながら、何もいないだろうと思い込んでおりました。
しかし、先日いつものくせでなんとなーくのぞき込んでみると…

なにかいる!なんだこいつは!!
すかさず網を持ってきまして、ザカザカとすくってみました。
すると…

いっぱいいる!!

先ほどの生き物はマメゲンゴロウの幼虫と思われます!
他にもアマガエルのオタマジャクシやヤゴ、マメガムシという虫までいます!
ここは例年では水を流しており、こういった水たまりはできない場所なのですが、
本年は新型コロナウイルスの影響で遅れておりまして、たまたま水たまりができていたというわけです。

このような一時的な環境でも生き物はどこからともなく飛んできて、命をはぐくんでいるのですね。
生き物の力強さにはいくつになっても驚かされるばかりです。

山田


2020.05.26相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
つるつるのピカピカ

みなさんこんにちは。
ここ2か月ほど家にこもる時間が長くなり体がなまってしまったのか、重いものを持った時に腰を痛めました。
運動って大切ですね。

さて本題ですが、現在臨時休館中ということで流れのアクアリウム水槽のアクリル窓の大掃除をやっています。

最初にとりかかったのは約5年分の水あか汚れです。

水がはねる場所にうっすらと白く水あかがついています。
一度ついてしまうとなかなか手ごわい。身近なところではお風呂の鏡にもつくアレです。

力任せにこするとアクリルに傷がついてしまいます。
いかに楽をしてきれいにするかを考えた結果、パックをすることにしました。

アクリルにクエン酸水をしみこませたキッチンペーパーを貼って、さらにその上にラップをしました。
あとは時間が解決してくれます。

1日半ほど放置してパックをはがします。

まだ残っているように見えますが、パックの効果で水拭きするとス~ッと取れました。
更にそのあと研磨作業などを行いこうなりました。

つるっつるのピッカピカです。
気持ちがいいですね~
(写真を撮る位置がバラバラなのは気にしないで下さい)

竹本


2020.05.21相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
稚魚はスクスク

みなさんこんにちは。
3月2日から臨時休館となって早2か月が過ぎました。
臨時休館ではあるものの、館内の生き物たちは元気に過ごしており、毎日飼育係がエサをあげたり、
掃除をしたりと、生き物たちの管理は続けています。
その中で、春は多くの日本の魚たちが産卵の時期を迎えます。
当館でも産卵し、稚魚たちが育っています。

こちらは、ミヤコタナゴの稚魚たちです。
館内は野外よりも水温が高めなので、3月から産卵が始まりました。
タナゴたちは、二枚貝に卵を産み付ける習性があるのですが、館内では人工的に採卵して、繁殖をさせています。

そのような中、いつもはシャーレやプラスチック容器などで、卵から稚魚になるまで管理をしていたのですが、
1つにカビが発生してしまったりすると、周囲の卵や稚魚までそのカビが移ってしまうことがしばしばありました。

そこで今年は、このような秘密装置を用意しました。

12穴の「培養プレート」を準備しました。
本来は、細胞培養などの実験で用いる器具なのですが、卵の個別管理用に用意しました。
その結果、効果てき面・作業効率アップ。

稚魚たちもスクスクと育っています。
毎年、命をつないでいくことはとても大変で尊いことだと思っています。
少しでも上手く、元気に育てられるよう工夫をしていきたいと思っています。

まだ臨時休館が明けませんが、科学館の中では、スクスクと稚魚たちが育っています!

波多野


2020.05.14相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
きれいな婚姻色

淡水魚には産卵期になると、婚姻色を呈するものがいます。
その中でも特にきれいな婚姻色を見ることができるのがタナゴの仲間です。
明るい色から暗い色まで、様々なカラーバリエーションがあるのも魅力の1つです。
婚姻色を呈するのはオスで、メスの気をひくためだと考えられています。

そこで今回は、当館で飼育しているタナゴの仲間13種の中から3種の婚姻色をご覧いただこうと思います。

まずは、ミヤコタナゴ
ミヤコタナゴは国の天然記念物に指定されるなど、野生での生息数が著しく減少している種です。

婚姻色が出ると、写真のように腹部と鰭が広範囲に橙色に変わります。また、臀鰭下部は黒色になります。
個体によって色が出る度合いに差はありますが、腹部が橙色になるのはミヤコタナゴの大きな特徴です。

次はシロヒレタビラ
その名の通り鰭に白色帯の婚姻色を呈する種です。

最も特徴的なのは臀鰭下部の白色帯で、遠目に見てもはっきりと確認できるほどきれいです。また、下腹部は黒色になります。

最後はヤリタナゴ
口ひげが長いのが特徴の種です。
体が細長いことから「槍→ヤリ」と名付けられました。

背びれ上部、臀鰭下部、腹部が赤色になるのが特徴です。

ここまで3種のタナゴの婚姻色をご覧いただきましたが、皆さんどのタナゴの婚姻色に目をひかれましたか?
他にも、婚姻色がきれいなタナゴの仲間がたくさんいます。

近頃、自宅での時間が多い方はぜひ、お気に入りのタナゴを見つけて、描いてみるのもいいかもしれませんね。

西田


2020.02.21相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
わいわい釣り体験

昨年の12月から始まった特別企画展「釣りはじめ 応用編」も、終了まで残り20日間程になりました。

今回は、特別企画展の中でも人気のある「わいわい釣り体験」コーナーをご紹介します。

拘りとして、【水の中にいる魚を釣る】をコンセプトに、水が張れるプールを作りました。

 

そして、こちらは川釣り体験コーナーで、おもちゃの川の魚たちを釣り上げることができます。

 

 

そしてこちらは海釣り体験コーナーになります。

 

 

それぞれ、去年にはなかった、サクラマス、アユ、ウマヅラハギ、アカカマス、ブリが仲間入り。

 

 

川釣り体験コーナーは磁石で釣り上げる仕掛けになっていますので、

小さなお子様でも簡単に釣ることができます。

 

 

しかし、ここでも拘りが・・・。それぞれ魚のおもちゃは手作りなのですが、

釣り応えを求めて重さを出していますので、コイやサクラマスなど大物は重たく出来ています。

 

そして海釣りコーナーの釣りは、ルアーフィッシングをテーマに、針で引っ掛けて釣るように仕掛けが作ってありますので、

磁石なんて簡単過ぎてという方にお勧めです。見ている方が、力が入ってしまいます。

 

 

 

そんな特別企画展「釣りはじめ」も3月8日までです。

是非ともご来館頂き、釣りの楽しさを体験して欲しいと思います。

 

波多野