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飼育日誌
2019.03.04相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
平成最後の卒業式

今月末には日本各地で卒業式が執り行われます。
平成の時代も残すところあと2ヵ月となってしまったため、今年度卒業される学生の皆さんは、
平成最後の卒業生となり、新たな時代へ羽ばたいていくことになります。

3月のマンスリー水槽では卒業式の雰囲気を再現しています。

今回は2種の魚を展示しています。まず初めに、卒業生の皆さんをお祝いして、
紅白柄のアヤメエビスを選びました。

水槽内には、ミニチュアの舞台もレイアウトされています。
アヤメエビスがその近くを泳いでいると、マイクで話しているようにも見えます。
まさに校長先生のポジション!!

そしてもう1種は、ホウボウを選びました。
ホウボウは昔から祝い魚として食卓に並ぶこともある魚です。
美味なことでも知られていますが、なんといっても色鮮やかな胸鰭が目を引きます。

皆さんぜひ、舞台上にいるアヤメエビスと胸鰭を広げた状態のホウボウを撮ってみてくださいね。

西田


2019.02.23相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
角のびてきました!

みなさんこんにちは!
まだまだ寒い日が続いていますが、暖かい日も増えてきましたね。
春までもう少し!

さて、皆さんは以前飼育日誌で紹介した、相模湾水槽のヒメテングハギを覚えていますか?

成長するにつれて額に角のような突起がのび、
その突起が鼻の長い天狗に似ていることから名前に「テング」とついています。

上の写真を撮影した2017年10月は、まだ角らしい角はなく、「テング」感は全くありませんでした。

ですが、ふと最近気づいたのですが、

角がのびている!
毎日見ていて分かりませんでしたが、こうして写真で見比べてみると一目瞭然ですね、
確実にのびてました!

この角のような突起、一体何のためにあるのかは不明のようですが、
成長の証ということで、これからもぐんぐんのびてほしいなぁ~と思いました。

是非、ヒメテングハギの眉間?に注目してみてくださいね!

黒川


2019.02.14相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
2月22日は何の日?

タイトルの「2月22日は何の日?」という問いの答えは“猫の日”が正解でした。

英語で“Catfish”(猫みたいな魚)と呼ばれているのがナマズの仲間です。共通点を探すと、どちらの顔にもヒゲが生えているのがわかります。
魚の図鑑を開いてみると、ナマズの仲間の種類が多いことに驚かされます。現在までに世界中の淡水域で2800を超える種類が確認されています。

アマゾン川などが流れる南米には、コリドラスというナマズの仲間がすんでいます。愛嬌のある姿をしていて、私のとても好きな魚のひとつです。

上の写真はコリドラス・パンダという種類なのですが、名前にまた別の生き物が入ってきましたね(笑)

猫の日にちなみ、2月のマンスリー水槽では10種類およそ100匹のコリドラスの仲間を展示しています。

種類ごとに大きさや模様が違いますので、ぜひ見分けてみてくださいね。

竹本


2019.02.05相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
相模湾水槽のボス

皆さんこんにちは!
毎年冬の恒例として、相模湾水槽では1月~3月にクエを展示しています。

体が約40cmと大きく、堂々としている姿から相模湾水槽のボスような存在のクエ。
12月頃まではクエと同じくらいの大きさのヒゲダイを展示していましたが、クエと展示交代し、
今はバックヤードでお休みしています。

同じ水槽内に2匹を同居させてしまうと、お互いストレスが溜まるので、どちらか一匹づつの展示なのです。

クエは他の魚と比べると、ものすごい表情のある魚だなぁと見る度に思います。
飼育日誌用に写真を撮っていたら、ものすごいガンを飛ばされてしまいました。

怖すぎる‥
生まれながらにしてボスの風格を身につけているような気がしてなりません。

堂々としたボス感漂うクエを是非見に来てくださいね!

黒川


2019.01.12相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
有名人のものまね

皆さんは“お笑い”は好きですか?
テレビのお笑い番組などでは、ものまね芸人が有名人のものまねをしている姿をよく見ます。

見た目を似せている人や、仕草などの動作を似せている人などものまねの仕方は色々ですが、見事なものですね。

実は、海の中にも“有名人のものまね”をする生き物がいるんです。
ただし、人間のものまねの目的が“笑わせること”ならば、生き物たちのものまねは“生き残ること”が目的です。

この生き物たちのものまねは“擬態”といいます。
天敵あるいはエサとなる生き物に気づかれないようにするために、生き物たちは擬態します。
擬態というと、落ち葉や石など周囲の環境にそっくりな生き物を思い浮かべる方もいるかと思いますが、
中には他の生き物に擬態するものもいます。

ただ今、海の生き物水槽ではとあることで有名な魚と、その“ものまね=擬態”をする魚を展示しています。

まず、“有名人”の魚はこちら。


毒をもつフグの仲間、シマキンチャクフグです。

そして、そのものまねをする魚が・・


あれ?こっちも、シマキンチャクフグ??
いいえ、こちらは毒をもたないハギの仲間、ノコギリハギです。

違い、分かりますか?

本当にそっくりです。

毒をもつシマキンチャクフグは、他の生き物におそわれることはほとんどありません。
そこでノコギリハギは、毒があるシマキンチャクフグのふりをすることでおそわれないようにしている、と考えられています。

シマキンチャクフグとノコギリハギの見分け方は、是非実物を見ていただきたいので、
あえてここでは説明しません!

他の魚に擬態する魚の中には、見た目だけでなく泳ぎ方などの動作までまねるものもいます。
 
なぜここまでそっくりな姿になったのか。

生き物って、本当に不思議ですね。

亀ヶ谷


2019.01.07相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
新しいスタートに!

2019年、新しい年がスタートしました。

皆さんは、何か今年の目標ありますか?

私は、2018年がやや引きこもり気味の1年だったので今年は何か新しいことを始めたいなと思っています。

私たち日本人には、新しい年のはじまりや、何か新しいことをするときなど縁起がよいものをかざる習慣があります。

お正月の門松や鏡餅、招き猫にだるま・・たくさんの縁起物がありますが、
生き物たちの中にも縁起がよいとされるものが多くいます。

“おめでたい”タイや “無事かえる”カエル、“脱皮=生まれ変わる”ヘビなど、
色々な生き物たちが、語呂合わせやその生き物の生態にちなんで縁起がよいとされています。

そこで、新しい年の始まりである“1月”のマンスリー水槽には縁起の良い生き物の一つ、“フグ”を選んでみました。

フグは、一部の地域では“ふく”とも呼ばれ、福をよぶ魚とされています。

また、漢字で河豚と書くので今年の干支“イノシシ”にちなんだ魚でもあります。

白い体に茶色のしま模様がオシャレなこのフグは、スジモヨウフグといいます。
ぽってりとした体つきに愛嬌のある顔、見ているだけでなんだかほっこりします。

2019年が良い年となりますように!

亀ヶ谷


2019.01.01相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
「釣りはじめ」

あけましておめでとうございます。
本年も「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」をよろしくお願い致します。

さて、12月21日より、始まっています!
特別企画展「釣りはじめ」!
今回は、釣りの基本を楽しく学べる展示となっています。

釣りの基本として、道具や糸の結び方、釣り方、餌の種類などをご紹介しています。
糸の結び方は、このようなブース。

その他にも、釣り人あこがれの魚として「マダイ」「アカメ」「イトウ」を展示しています。

そして、おもちゃの魚を釣る釣り体験も大人気です。

川釣りコーナーと海釣りコーナーを設けて、それぞれ釣れる魚が違うこともさながら、
釣り方まで違っているので、両方、是非とも遊んでみて下さい。


まだまだ他にも見どころ満載です。
今年最初のお出かけは、「釣りはじめ」で!

波多野


2018.12.19相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
実験テーブル、更新しました!

こんにちは!
最近急に寒くなってきましたね。
風邪を引かないように気をつけましょう!

12月下旬の休館日に小川の実験観察テーブルの展示更新をしました!

モクズガ二の脱皮についての解説から、
両生類の成長(変態)について、アカハライモリとメキシコサラマンダーを展示しています!

メキシコサラマンダーと聞くとピンとこない方も多いと思いますが、
きっと顔を見たら「あぁ~!」と思ってもらえるはず!

ウーパールーパーの愛称が馴染み深いですよね。正式名称は「メキシコサラマンダー」といいます。
まだ5㎝くらいの可愛らしいサイズで、おとぼけたような表情に癒されます。

アカハライモリの水槽では、以前、用水路へ現地調査に行った際、
落ち葉の下にアカハライモリがいたことがとても印象的だったので、その雰囲気を出そうとレイアウトしてみました。

少し見にくいかもしれませんが、落ち葉の隙間にいるイモリたちを探してみてください!

2018年も残りわずかですね。
今年のわたしは、生き物のように脱皮も変態もできてないなぁと反省の多い1年でした。
来年は完全な成体になるため、頑張りたいと思います。

黒川


2018.12.11相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
もうすぐクリスマス☆

この時期になると、街中がそわそわ落ち着かないような気がします。
なんといっても、もうすぐクリスマスですからね!

そこで、今月のマンスリー水槽はクリスマスをテーマに仕上げてみました。

クリスマスツリーにサンタクロース、きらきらした飾りなどが目に入りますが、ちゃんと生き物も展示しています。

赤と白がきれいなシロボシアカモエビ

飾りのあいだをゆらゆら泳ぐプテラポゴン・カウデルニィ

そして、サンタさんや家から(たまに)顔を出しているクモウツボ

ウツボがサンタさんになるのは、岩などのすきまに隠れる習性をしているのですが…
筒の中がお気に召さない様子でよく外を泳ぎまわっています。

居心地がよくなるようにリフォームしないといけませんね。

クリスマスまであともう少し!


2018.12.07相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
突然の出会い

先日、開館作業をしていると、先輩から「ミニ海水にエフィラ出てるよ」と言われました。

ミニ海水とは、館内の左奥にある「海の小さな生き物水槽」のことで、飼育員の中では「ミニ海水」と呼ばれている水槽です。

現在はウコンハネガイを展示してますね。

そしてエフィラとは、クラゲの赤ちゃんの事です。

クラゲは卵からふ化して産まれるわけではなく、発生段階によって形態を変えます。
そしてポリプと呼ばれるイソギンチャクのような形態を経て、エフィラへと変化します。

水槽を見に行くと、一生懸命ぴょこぴょこと泳いでいるクラゲがいました!

この茶色い体に平たい頭は!おそらく、サカサクラゲではないかと思います。

朝の忙しい時間帯でしたが、やっぱりクラゲはかわいいなぁと見入ってしまいました。

ちなみに‥

去年の冬、当時展示していたパイプウニの水槽からクラゲの赤ちゃん「エフィラ」が出たことを紹介しました。
あれからもエフィラが発生し、数匹バックヤードの水槽で飼育していますが、段々大きくなってきました!

矢印の先にいるのが、今回ミニ海水で生まれたばかりのエフィラなので、比べてみるとだいぶ大きく成長してくれました。
いつか、クラゲをふれあい科学館で展示したいなぁと、密かにたくらむ黒川でした。

黒川