飼育日誌
待ち遠しいクリスマス♪
みなさんこんにちは。
早いもので、今年も残すところあと約1カ月となりました。あっという間に2024年ともお別れですね。
しかし!12月といえば、まだ “あのイベント” が待っています!
そうです!!クリスマスです!!
12月になると町全体がクリスマスムードになり、なんだかわくわくしますよね。
あと何回寝たらクリスマスがやってくるのか……なんてクリスマスまでの日数を数える人もいるかもしれません。
そんなクリスマスまでの日数をカウントダウンするのにうってつけのアイテムがあります。
それが「アドベントカレンダー」です。
アドベントカレンダーとは、1日から24日まで割り振られた24マスの窓枠があり、12月に入ってから1日1マスずつ開けていくクリスマス用カレンダーです。窓を開けると中にはちょっとしたお菓子や小さな贈り物が入っていることが多いようです。すべての窓を開け終わるといよいよクリスマスです!
ということで、今月のマンスリー水槽はクリスマス仕様です!
水槽の真ん中にはアドベントカレンダーを据えてみました。
これで待ち遠しいクリスマスへの準備はばっちりですね。
窓を開けると中にはお菓子や贈り物……ではなく、ウツボ。
今回のマンスリー水槽では賑やかに彩ってくれる模様が特徴的な3種のウツボたちをご紹介しています。
ちなみにこちらはクモウツボ。白い鼻先と黒白黄色が複雑に入り組んだ模様が特徴です。
少し目がこわいですが、性格は比較的穏やかなウツボです。
お次にヘリゴイシウツボ。細長い顎と黒いぶち模様、淡い黄色の身体が特徴です。
個人的に少し思い入れがあり、機会があれば展示してみたいと思っていたウツボです。
いかにもウツボというような顔つきで、威嚇する際には大きく口を開き細長い顎から鋭い歯を覗かせています。
最後にゼブラウツボ。その名の通りシマウマのような黒と白の縞模様が特徴です。
ヘリゴイシウツボとは対照的に穏やかな顔つきをしています。
性格もおとなしく、あまり口を開いて威嚇をする様子は見かけません。
今回展示している3種のウツボたちは太平洋からインド洋にかけて分布しており、暖かな浅い海のサンゴ礁や岩礁の隙間などにすんでいます。
隙間が好きなウツボたちの習性を生かして、このアドベントカレンダーの中には筒や空洞を仕込んでみました。
どうやら気に入ってくれたようです!
みなさんもウツボたちと一緒に首を長~~~くしてクリスマスを待ちましょう♪
狩俣