飼育日誌
2023.06.10
ワレカラのもじゃもじゃ
現在開催中の「ちっちゃないきもの展」も、あと一週間で終了を迎えます。
終わってしまう前に、ぜひ見てほしいポイントを紹介します。
それは、“ワレカラ”という生き物の“もじゃもじゃ”です。
まず、ワレカラが何者かという話ですが、ワレカラは海にくらす小さな生き物(今回は数mm~2cmくらいのものがよく採れました)で、よく海藻にくっ付いています。水槽ではロープにくっ付いたり、底をあるいていたりすることが多いです。
なかなか見ていて飽きない生き物ですが、このところ違和感のあるワレカラがちらほらと…
なんか“もじゃもじゃ”しています。
肉眼ではさすがに限界があるので、愛用の道具を使ってみると
ワレカラにちっちゃなワレカラがのっかっていました!
くっついているのはワレカラの子供ですが、なんともほほえましい光景ですね。
企画展最終日の6月18日までしかワレカラ展示はありませんので、興味のある方はぜひ大きく見える何かを持ってお越しください。
じっと観察していると、けんかするワレカラもいますが、なかなか興味深い動きを見せてくれます。
竹本