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飼育日誌
2017.03.23sagamigawa2014
春の特別企画「進化のふしぎ」展!

まだまだ寒い日が続きますが、桜のつぼみも膨らんできて、段々と春が近づいているのを感じます。
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新しい季節の訪れと共に、当館でも新しい特別企画展が始まりました!  今回は「進化」をテーマに企画しました。

生命が誕生してから約38億年、最初は単細胞であった生命が現在では様々な姿かたちをした生き物たちへと進化しています。

そんな生き物たちの進化の不思議さを感じて頂けるよう、今回は少し変わった生き物たちに登場してもらいました。

企画した本人が言うのもなんですが、まじまじと見てみると、本当に面白い生き物たちばかりです。

中でも個人的にオススメな生き物はヘビそっくりな足のないトカゲ、
『バルカンヘビガタトカゲ』です。
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なんとも凛々しい顔をしています。
パッと見はヘビですが、まぶたや耳の穴があることがヘビとの違いです。そして何より動きが違います。
ヘビの柔らかいスムーズな動き方ではなく、硬くてぎこちない少し不器用さを感じる動きをします。

「進化」する生き物がいれば「絶滅」する生き物もいます。 今まで誕生した生き物たちの、実に90%以上が絶滅したといわれています。
今回は、神奈川県立生命の星・地球博物館の皆様のご協力を頂き、絶滅してしまった生き物たちの化石も展示しています。
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中でも巨大なアンモナイトと三葉虫の化石はとても見ごたえがあります。

是非実物を見に来て下さい!

亀ヶ谷


2017.03.20sagamigawa2014
ミニトーク水槽【光るカブトクラゲ】

みなさんこんにちは。
今日は、現在展示中のカブトクラゲについてご紹介します。

カブトクラゲはクシクラゲの仲間で、一般的な海で刺されるクラゲとは全く違う種類の生き物です。
ただ、透明に近い体で海をただようところはクラゲにそっくりです。

今回カブトクラゲを展示したのは、このクラゲが光るクラゲだからです。

光っていない状態のカブトクラゲはこちら
写真①

光っているのがこちら
写真②

体の上の方が赤や緑色などに光っているのですが、これは自分で発光しているのではなく、
光が反射して光っているように見えるのです。

クシクラゲの仲間は、体に放射状に広がる櫛板(しつばん)を動かすことで泳いでいます。
光を当てると規則正しく動く櫛板に光が反射してきらきらと光ってみえるのです。

今回の展示期間は、3月12日~5月14日までを予定しています。
展示期間中は、毎日13:30から光るカブトクラゲの解説をミニトーク水槽で行っていますので、ぜひご参加ください。

竹本


2017.03.14sagamigawa2014
タナゴ水槽の展示更新♪

タナゴ水槽では去年から約2か月に1度、地味に展示更新が行われています(笑)
そして、1年をかけて日本に生息するタナゴのほとんどの種類を展示しているのです、、、!

ご存知でしたか?

今年もまた、3月から1年かけて沢山のタナゴを皆さんに見て頂こうと思っておりますのでよろしくお願いいたします!
今年は更新したらブログできちんと報告しますので、要チェックです!

さて、今年第1回目のタナゴ水槽の更新は3月14日に更新した「タイリクバラタナゴ」です↓↓↓
タイリクバラタナゴ

この魚、実は日本の魚ではなく中国からやってきた魚です。
日本各地へ放流され、日本に元々住んでいるニッポンバラタナゴと交雑してしまい問題になっています。
ペットショップでもよく見かける、ド派手なタナゴですが、、、、
皆さん、絶対に野外へ放してはいけませんよ(これは全てのペットに言えることですね)。

水族館BOY 中尾


2017.03.03sagamigawa2014
幻のヤマメ

川の上流域で山間部を流れるような場所を渓流と呼んでいます。
写真1

その渓流に生息する魚で、ヤマメというサケの仲間にあたる魚がいます。
写真2
このヤマメ、神奈川県ではその多くが放流個体であり、在来のヤマメは絶滅したと考えられていました。
しかし、神奈川県水産技術センター内水面試験場などの調査により、相模川水系や酒匂川水系の一部において
在来の可能性が高いヤマメが残っていることが分かってきました。

そしてなんと、この貴重なヤマメを現在、当館にて展示しています!

当館のミニ企画展示コーナーという場所で、内水面試験場の研究内容などをご紹介する共同企画展示をしており、
そちらでご覧いただけます。

こちらがその野生のヤマメになります。
写真3
精悍な顔つきで、鰭などもとてもきれいです。

写真4
このヤマメたちは、これまでにヤマメの放流記録がない場所で捕獲されており、またパーマーク(幼魚斑)と呼ばれる
模様が小さく乱れる点や、朱点や朱帯(本来ヤマメにはない)があるなど幾つかの特徴が見られます。
このヤマメを丹沢山系の在来種である「丹沢ヤマメ」として保護・保全する取り組みが始まっています。

写真5
期間限定の展示となっています、貴重な幻のヤマメを是非ともご覧ください。

波多野


2017.02.24sagamigawa2014
発電魚6

今回ご紹介する、発電魚はこちら。
写真①

「ジムナルカス」というアフリカの淡水にすむ、弱い電気を出す弱電魚です。
こちらの個体は、大きさが90cmくらいある大きな個体で、これだけ大きなジムナルカスはなかなか見られないと思います。
尾ビレや臀ビレなどはなく、長い背ビレがあるのが特徴で、1科1属1種という珍しい魚でもあります。
個人的には、この口元が
写真②

どうですか、笑っているように見えるのですが。
性格は、顔に似合わず、かなり攻撃的です・・・。

このジムナルカス、実は世界淡水魚園水族館(アクアトト・ぎふ)からお借りしたものです。
もう13年以上生きている個体で、15歳もしくは20歳も超えていると思われます。

ジムナルカスやこれまでにご紹介してきた弱電魚たちは、南米大陸とアフリカ大陸にすんでいるのですが、

写真③ 写真④ 写真⑤

最新の研究では、南米大陸とアフリカ大陸に分裂した後、交わることなく別々に同じ時期かつ同じような時間をかけて、
電気を出せる仕組みを獲得したことが分かってきました。すなわち、生物は種や地域が異なっても、同じような環境に
生息していると、同じような方向への進化が、同じような時間軸で起こり得るということを、この発電魚の進化は示して
いるのです。
このような進化を「収斂進化(しゅうれんしんか)」と言います。

少し難しくなってしまいましたが、まだまだ興味が尽きない発電魚たち。
「発電魚」展は、3月5日までの開催となっていますので、この機会をお見逃しなく!
最後に、ジムナルカスの笑顔(風)写真を1枚。
写真⑥

波多野


2017.02.17sagamigawa2014
発電魚5

水族館の飼育員って実は何でも屋さんなんです。今回の特別企画展では電気屋さんに変貌しました。

<電気を音にして聴いてみよう!>
発電魚展では、弱い電気を出す魚(弱電魚)の電気を感知して、音に変えてくれるスーパーマシーンがあります。
写真①軽量版
これ実は飼育員(電気なんてこれっぽっちも知りません(笑))が独学で試行錯誤しながら作成した逸品なんです。
弱電魚のロックな感じのいい音、ぜひ聴きにきてください。
飼育員の苦労に涙することと思います。

<電気を目で見てみよう!>
オシロスコープは電気の大きさや形を、目に見えるようにグラフで表してくれる機械です。
オシロスコープを使えばこの通り。魚がどのように電気を出しているのか一目瞭然です。
写真②軽量版

さらっと書いていますが、魚の出す電気をリアルタイムでみられる水族館なんて日本中、
いや世界中探しても当館くらいですよ!!!ぜひぜひ、見に来てくださいね。

<発電しよう!>
写真③軽量版
超大人気、大人も熱中する手回し発電で電車を動かすコーナー。こちらも飼育員の自作です。

写真④軽量版
たのしー!!!!!!!!!!

写真⑤軽量版
ガシャーーーーーーーン

良い子の皆さんは、ゆっくり回して、安全運転でよろしくお願いいたします。(涙)

水族館BOY 中尾


2017.02.10sagamigawa2014
発電魚展4

年に4回ほど開催している特別企画展は、飼育係が順番で担当しています。
内容を考案することはもちろん、ときにはデザインや展示物を作ることもあります。

現在開催している発電魚展では、前々回の飼育日誌でご紹介したように、電気にまつわるハンズオン展示にも力を入れています。
このハンズオン展示も、飼育係が頑張って作ったものです。

今回ご紹介するのは“水車発電”と“通電実験”のコーナーです。

“水車発電”は、相模川ふれあい科学館にとって一番身近な発電です。

相模川水系には相模ダムや城山ダム、宮ヶ瀬ダムなどのたくさんのダムがあり、貯水だけでなく水力発電も担っています。
今回の企画展では、神奈川県企業庁相模川発電事務所の皆様のご協力を頂き、実際の水車発電機の精巧な模型を展示することができました。
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隣には水の力でライトをつけるハンズオン展示もあります。

そして次は・・
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物質には電気を“通しやすい”ものと“通しにくい”ものがあります。
金属や水は電気を“通しやすい”もの、ゴムや空気は電気を“通しにくい”ものです。
この“通しやすさ”を調べることができるが“通電実験”の展示です。

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仕組みは簡単。豆電球と電池をつなぐ“電気の通り道”に、色々なものをつないで、豆電球が光るかどうかを調べます。
みなさんも小学生のときに理科の実験でやったことがありませんか?

この電気の“通しやすさ”というのは、今回の企画展の主人公である発電魚たちにとって、とても大事なことなのです。

例えば、デンキウナギはとても強い電気を出すことで知られています。獲物となる小魚を電気で感電させて捕らえますが、
ここでひとつ疑問があります。
他の魚は感電するのに、なぜデンキウナギは感電しないのでしょうか。
④
実は、デンキウナギも“ちょっと”感電しているのです。でもデンキウナギの体は、電気を“通しにくい”脂肪でおおわれているため、強い電気を出しても、自分はそれほど感電しなくてすむのです。

知れば知るほど、発電魚の体というのはよくできているなぁと感心させられます。

亀ヶ谷


2017.02.06sagamigawa2014
発電魚展3

現在開催中の特別企画展 “発電魚” では、たくさんの発電魚の仲間たちを紹介しています。

私自身初めて見る種類も多かったのですが、ふだん見慣れた魚(マグロやアジなど)とは顔つきがずいぶんと違うものが多いなあという印象を受けました。

たとえばこちら

ロングノーズエレファント
写真1

にょろーんと伸びているのは口で、餌を与えると器用に吸い込んで食べています。

ナイフフィッシュの仲間
写真2

こちらは全体的に長くて、おたまじゃくしのようにも見えます。近づいてみると顔つきはなかなかかわいらしくて、私的に見て欲しい魚のひとつでもあります。

そして、もう一種類ご紹介したいのはシビレエイです。

エイの仲間はお腹側がまるで笑っているように見えるところなど、人気のある種類ですが、そのエイ達のなかでも、ひときわかわいらしい姿をしています。

シビレエイ
写真3

まるっこくてぷにぷにとした見た目、かわいいですね~。ただ、やっぱり強電魚で触るとビリッと電気を感じました。

自然の力は偉大です。

竹本


2017.01.31sagamigawa2014
休館日のお客さん?

ある休館日のできごと。

ん?小川のアクアリウムの方から誰かの気配を感じる。お客さんはいないはずなのに…

あ!

写真1 写真2

カワセミだ!!

とてもきれいで好きな鳥ですが、小さな魚を狙っていることもあります。

お願いだから水槽の魚は食べないでね^^

竹本


2017.01.27sagamigawa2014
「発電魚展」その2

皆さんこんにちは!
発電魚展ブログリレー、2番手は私、黒川が担当します!

まず、ご紹介するコーナーはこちら!

写真①

発電魚たちが電気を作り出す器官をご紹介している、「発電器官を探そう!」のコーナーです!

発電魚には、「発電器官」というものを体の中にもっています。
壁に大きく発電魚たちのイラストがあり、下についているボタンを押すとライトが切り替わり、発電器官が光って見えます。

上から順に、一番大きな体をしているのが「デンキウナギ」。
長い鼻をしているのは、「エレファントノーズフィッシュ」。
細長いしっぽをしているのは「ジムナルカス」です。
ジムナルカスは、口元がニコッとしているように見えますが、実物も笑っていように見えます。ですが、目は全く笑っていません。笑
ピンク色をしているのは「デンキナマズ」。
最後に丸っこいのは、シビレエイです。

実物を展示しているのですが、砂の中に潜っていることが多いので、イラストですが全身を見てみてくださいね。

魚によって発電器官の大きさや形、体のどこにあるのかも全く違うので、見比べてみると、とても面白いですよ~
このイラストは私が描いたもので、お気に入りは、上手に描けたエレファントノーズです。

続いてのご紹介コーナーはこちら!

写真②

静電気実験コーナーの真ん中にある、通称「ふわふわクラゲ」をご紹介します!

静電気を発生させて、ビニール紐でできたクラゲを、ふわふわ浮かせることができます。
このコーナーでよく苦戦しているお客様を見かけますが、コツさえ覚えればふわふわできるようになります。

そのコツは…

①順番通りに行う!
②勢い! 

この二つです!

まず、クラゲをこすります。↓

写真③

(壁にくっつくまでこすります)

次にふわふわ棒をこすります。↓

写真④

(手で持っている所から外側に向けてこすると、うまくできますよ!)

最後に、一番大切なポイント!
クラゲを壁からはがすのですが、とにかく勢いよくはがして、すぐさま空中に投げます!!

写真⑤

シュバッッッッ!!!!

写真⑥

この時に、すぐ離さないと、自分の手や洋服にくっついてしまうので、とにかく勢いが大切です!!

そしてふわふわ棒を下からあてると…

写真⑦

こんなふうにふわふわさせることができます。
コツさえ覚えてしまえば簡単!是非、チャレンジしてみてください。

ではでは~☆

黒川