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飼育日誌
2018.05.20sagamigawa2014
母の日

賑やかだったゴールデンウィークも過ぎ、5月もあっという間に過ぎてしまいそうです。
今月のマンスリー水槽では、5月13日(日)の「母の日」をテーマにした水槽になっており、グッピーを展示しています。

グッピーは観賞魚としてとても有名で、皆さんも名前を一度は聞いたことがあると思います。
「母の日になんでグッピー??」と思うかもしれませんが、
グッピーは子どもの産み方が他の魚たちと少し違う魚なんです。

魚は卵を産んで増える「産卵」を想像する方が多いと思いますが、
グッピーは卵を産むのではなく、お腹の中で卵を孵化させて子どもを産む「卵胎生」の魚なのです。

メスはオスに比べて尾ビレが短く、ずんぐりとした体つきをしています。
水槽の中には両方のグッピーが暮らしているので、
是非メスのグッピーを探してみてください。

また、今回の水槽はフォトスポットになっていて、
手作りのフォトプロップスも準備しています!

母の日は過ぎてしまいましたが、是非写真を撮ってお母さんに感謝の気持ちを伝えてくださいね!

黒川


2018.05.16sagamigawa2014
復刻!泳ぐカニ!!

皆様からの熱~いご要望にお応えしまして
今年もやります!
泳ぐカニ!

何の話かと言いますと、当館の「ミニトーク」という館内ガイドで
生き物の生態や行動を解説する水槽があるのですが、その展示更新
のお話しになります。

ミニトーク水槽の中をダイナミックに泳ぐ
青さ際立つ大きなオスのタイワンガザミ、
非常にカッコいいですね!

ワタリガニとしてスーパーの鮮魚売り場で見かけることも多い種類のカニですが
生きた姿をじっくり観察する機会は少ないですよね。

私はこのカニがとても好きで、
こうして再び展示することができてとても嬉しいです。

今年も泳ぐカニをぜひぜひ見に来てくださいネ~

水族館BOY 中尾


2018.05.13sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」⑧

突然ですが、皆さんは鯉を食べたことはありますか??
日本人にとても馴染み深い鯉ですが、実際に食べたことのある人は少ないのではないでしょうか?

「鯉ってどんな味がするんだろう・・・・。」 気になりますよね。

ということで、今回の特別企画展では鯉料理を実際に食べてみて一体どんな味だったのか、
飼育員スタッフによる食レポ映像を流しています!

「鯉料理を出しているお店なんて、見たことないなぁ~」と思いながら色々お店を調べていましたが、
なんとふれあい科学館から車で約20分のところにありました!

全然気づかなかった!

「飄禄玉(ひょうろくだま)」というお店で、
今回の撮影では、鯉のお刺身と鯉のお味噌汁をいただきました。

鯉のお刺身と鯉のお味噌汁

撮影で2回ほどお邪魔しましたが、とにかくおすすめのお店です。
心身ともに癒される落ち着いた店内で、
鯉料理の他にも色々な川魚料理をいただくことができます。

企画展準備で疲れたとき、ふと「あぁ~飄禄玉行きたい~」と思うことがありました。笑

展示横には飄禄玉さんのショップカードを置いているので、
気になった方は、是非自分の舌で鯉の味を確かめてみてくださいね!

ちなみに、飄禄玉さんの話を母にすると
「あれ、覚えてないの?飄禄玉はあなたが小さいときよく食べに行ってたのよ~」とのこと!

地元の人は知っている、隠れた名店だったのでした。

黒川


2018.05.09sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」⑦

ふれあい科学館では現在、年に4回企画展を開催しています。
この企画展、実は発案から会場レイアウトなどにいたるまで、そのほとんどを飼育係が考えています。
 

展示の中には生き物だけでなく、ハンズオン展示と呼ばれる、触れて感じる・体感する展示を設けることもあります。
これも、自分たちで考えて作っています。

今回の企画展のテーマは“コイ”です。どうやってコイを感じて頂くか色々考えました。
そのひとつがこれ。


 
コイのぬいぐるみが3つ。

・・だけではありません。
 
このぬいぐるみは、大きさだけでなく、重さもそれぞれ違います。
実際のコイの大きさと重さを再現したものなのです。

コイは大きくなると1m近くになるものもいます。
ふれあい科学館でも、たまにコイを捕獲する機会があるのですが、その時ひしひしと感じるのが、コイの重さとパワーです。

普段は水の中で浮かんでいるので、軽そうに見えてしまうのですが、まさに筋肉のかたまりといった感じ。
大きなコイを抱えるのは一苦労です。

果たして1m近いコイはどのくらい重いでしょうか?

是非チャレンジしてみてください!

ただし、くれぐれも腰を痛めないように注意してくださいね。

亀ヶ谷


2018.05.01sagamigawa2014
若アユのお目見え

早いもので、もうGWですね。 GWと言えば、、、?

そう!稚鮎の遡上の季節ですね!!!

当館にも新しい稚鮎たちが搬入されました。

アユは寿命が1年と短い魚です。
水族館では24時間照明を点灯するなど工夫して、寿命を延ばす工夫をしていますが
やはり、秋から冬にかけてぽつぽつと死んでいってしまうのでこの季節に稚鮎を補充しています。

元気いっぱいに水槽を泳ぎ回るアユたち。見ているだけで私たちも元気になってきますね。
運が良ければ「坂道お魚観察水槽」で魚道を昇る姿が見られるかも??

水族館BOY 中尾


2018.04.28sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」⑥

今回の企画展の一番人気と言っても過言ではないのがこの「じゃんじゃん釣ろうコイ釣り体験!」ブース!


当館の釣り体験は、普通のおもちゃの釣り遊びとは一味違いますよ!

まず、おもちゃの魚が水中にいます!

そして、魚が重い!! 釣りごたえ抜群です。

小さな魚は簡単に釣れますが、少々大きめの魚になってくると
ゆ~~~っくり慎重にやりとりしないとうまく釣り上げられません!
難しくてついつい熱中してしまいます(笑)

釣りの中でも、コイ釣りはその大きさや釣り応えから、人気の釣りでもあります。
今回は、そのようなコイ釣り体験を通して、コイの仲間たちも知って頂ければと思います。

また、おもちゃの魚はひとつひとつ丁寧に手作りしています。
あまりの大人気のため、プールから魚がいなくなっていることもありますが・・・。
少しずつ、魚の数も増やして、皆さんに満足して釣りしていただけるように頑張っていますので
ぜひ釣り遊びをしに来てくださいね!

水族館BOY 中尾


2018.04.20sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」⑤

皆さんこんにちは!
やっと桜が咲いた!と思ったら早々に散っていき、今は新緑の桜を楽しめますね!
「事務所のみんなでお花見がしたい!」という私の夢も、桜と共に散っていきました。

ブログリレー、第5弾は外産の鯉の仲間についてです!

企画展に向けて、小型のコイ科魚類図鑑を購入したり、大型のコイ科について調べましたが、
コイ科は本当に見ていて飽きませんね。
展示している10種から、特に「魅力的!」と思ったコイ科をご紹介します。

①ゼブラダニオ

まず、もう名前が好きです。「ダニオ」って‥‥
ダニオの由来は、調べてみたのですが明確なものは分かりませんでした。
私は「ダニオ君」と呼んでいます。

濃い緑色のシマ模様が特徴で、
飼育しているうちにどんどん大きくなり、他の10種の中でも一際よく懐いてくれます。
水槽のフタを開けると、「ごはんちょうだい~!」とぴちぴち泳ぎまくる姿は、とってもかわいくて魅力的です!

②ブルーアイラスボラ

名前の通り、目の下を青色に光らせる魚です。
体は3cmほどしかない小柄な魚ですが、展示水槽では約30匹を展示しており、群れて泳いでいます。

予備水槽にいるときは、
「目が思っていたほど光ってないな…大丈夫かな…」と少し心配でしたが、
展示水槽に移すと、ライトの光を受けてキラキラと輝いています。

全体的に色味はあまりありませんが、背ビレにキリッと入る黒斑と宝石のような光る目がとっても魅力的です!

③ガンユイ

展示している外産コイ科の中でも、大きくなる魚です。
最大で2mにもなりますが、成体の展示はほぼ不可能なので約7cmの個体を展示しています。
まだまだ細いひよっこですが、すでに「2m級です」と言わんばかりの凛々しい顔つきをしています!

大きくなる外産のコイ科は、パーカーホやテンチも展示しています。
掃除をするために水槽内に手を入れなければいけないのですが、
どんなにゆっくり入れてもびっくりさせてしまうようで、パニック状態になり泳ぎまくります。

しかし、ガンユイは手を入れてものんびりプカプカ泳いでいて、
ガンユイの方に手を近づけても、スイ~っと避けてくれ、「はいはい、掃除ね~」といった様子。
その落ち着いているところもまた、かっこよくて魅力的です!

外産のコイ科は10種類展示していますので、是非、自分のお気に入りを探してみてくださいね!

黒川


2018.04.11sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」④

日本のコイの仲間

今回の企画展では、日本に生息する約60種類のコイ科の魚のうち常設展示では展示していない、
選りすぐりの10種類を展示しています。

日本産のコイ科の仲間で、特に人気のある種類と言えば婚姻色がキレイなオイカワやカネヒラ、
タナゴの仲間だと思いますが、、、

今回、私のイチオシはこの魚!


ホンモロコです。

日本でも琵琶湖のみに生息するホンモロコは、普段は琵琶湖の沖の表層や中層を群れて泳ぎ、
産卵期になると湖岸や流入河川へ移動するという、広大な琵琶湖という環境をうまく利用した
独特な生態を持っています。

現地では食用として大変美味しく食べられているポピュラーな魚ですが、
関東地方で生体を見ることはあまり無いと思います。

展示レイアウトにもこだわり、琵琶湖湖岸をイメージして、琵琶湖に多く生えている
ネジレモといった水草を植栽し、背景も実際の琵琶湖の水中の風景を使っています。


展示しているその他のコイ科の魚も、それぞれの生息環境をイメージしたこだわりレイアウトに
なっていますので皆様ぜひご来館ください!

水族館BOY 中尾


2018.04.03sagamigawa2014
「鯉の知らない世界」③

桜前線が北上しています。
当館近隣の桜たちもきれいに咲きました。

毎年見ていても見飽きることが無い桜ですが、優雅に池を泳ぐ錦鯉の姿も見ていて飽きることがないものです。

川などでみられる黒っぽいコイとは違い、白や赤、また光物と呼ばれる金や銀など色とりどりの美しい姿をしているのが
錦鯉の特徴です。

現在開催中の特別企画展“鯉の知らない世界”でも錦鯉の仲間を展示しています。

ひと口に錦鯉といっても、その品種はとても多岐にわたります。

色の入り具合でも印象は大きく変わりますが、ヒレが長く伸びるヒレナガゴイや、
ウロコが少ないドイツゴイ(カガミゴイと呼ばれることもあります)などの品種も作出されています。

人間が作り出した“泳ぐ宝石”とも呼ばれる錦鯉たち。

水槽内で悠々と泳ぐ姿は、自然の川を泳ぐ魚たちとはまた違った良さがあるものです。

竹本


2018.03.30sagamigawa2014
 「鯉の知らない世界」②

問題です。
のどに歯があるいきものってなぁに?

これはなぞなぞではありません。

実際にいる生き物です。

しかも私たちの身近に。

正解は・・“コイ”です。

 

コイは、大きな口をパクパクさせながら餌を吸い込むように食べます。
昔から飼われている魚なので、餌をあげたことのある方も多いかと思いますが・・
その口に歯なんてあったでしょうか?


そう、私たちと同じところには歯はありません。その代わりにのどに歯があるのです。


この歯は「のど=咽頭」にあるので“咽頭歯”と呼ばれていて、私たちの奥歯に似た形をしています。
コイの咽頭歯は硬く丈夫で、硬い殻をもつ貝を砕いてしまうだけでなく、
10円玉をも曲げてしまうほどだといわれています。

咽頭歯は魚のなかでもコイ科の魚で特に発達していて、種類によって形も様々です。

相模川ふれあい科学館では、湧水と小川のアクアリウムというところで
魚の餌やり体験ができるのですが、ここにいる魚たちは、皆コイ科の魚です。
そのため、歯はのどの奥にあり、魚の口があたっても痛くなく、安全に餌やりができるのです。

魚たち吸いつかれる感覚は、何度やっても不思議な感じがします。

亀ヶ谷