このメッセージを表示しない X ご利用のブラウザーでは本サイトのコンテンツが正しく表示できない場合があります。
下記サイトからブラウザーをアップデートしてご利用いただくことを推奨いたします http://windows.microsoft.com/ja-JP/internet-explorer/products/ie/home
飼育日誌
2017.10.30sagamigawa2014
鳴く虫の魅力 その1

みなさんこんにちは。

現在開催中の秋季特別企画展では3種類の秋の鳴く虫を展示しています。

虫の鳴き声は非常に奥が深く、なかなか展示ではすべてを語り切れません。

今回のブログでは、展示で語り切れなかった鳴く虫のお話を少ししたいと思います。

・鳴く虫が鳴く理由
コオロギやキリギリスの仲間は一般的にオスが鳴き、メスは鳴きません。
そして、オスは何を目的として鳴いているのでしょうか?
実は、鳴く虫が鳴く理由は主に3種類に分けられます。
(1)縄張りを主張する
夜になると聞こえてくる虫の鳴き声のほとんどが、縄張りを主張するときの鳴き声です。
縄張りの中に他のオスが侵入してこないように、また、メスを縄張りの中に誘い込みます。
一定の鳴き声を同じテンポで繰り返して、長時間鳴きます。

(2)喧嘩する
縄張りの中に他のオスが侵入し、縄張りの主とはちあわせしたときにも鳴きます。
甲高く攻撃的で大音量の鳴き声です。

(3)求愛する
メスと出会ったときにはプロポーズをするために鳴きます。
メスに受け入れてもらうため、優しい鳴き方です。

・鳴き声はどのように聞いているの?
人間は耳で音を感じます。

では、昆虫はどこで音を感じているのでしょうか?
実は、昆虫にも耳は存在するのです。種類にもよりますが、鳴く虫の仲間のほとんどは耳を持っています。
また、人間の耳は顔についていますが、鳴く虫の耳はなんと足についています。

こちらの写真がエンマコオロギの耳です。人間の耳と違って、鼓膜が露出しています。

秋には、あちらこちらで耳にする虫の声。

少し耳を傾けて、彼らの暮らしぶりをそっと覗いてみませんか?

水族館BOY 中尾


2017.10.27sagamigawa2014
どんぐりゴマを作ろう!

こんにちは。

ちょうど今、科学館や近所の公園などでは、様々な種類のどんぐりが落ちています。

そして、どんぐりを使った遊びで真っ先に思い浮かぶのは“どんぐりゴマ”ではないでしょうか?

今日は、どんぐりゴマ作成歴15年の私が、どんぐりゴマ作りのコツをお教えいたします!

・どんぐりゴマに適したどんぐり

どんぐりの種類は多々ありますが、よく回るコマを作るにはクヌギとマテバシイのどんぐりがおすすめです。

クヌギは少し自然の多い場所に多く、マテバシイは公園の街路樹としてもよく使われています。

そして、どんぐりも十人十色。同じ種類でも、形がどれも少しずつ違います。

どんぐりゴマを作る時には、できるだけお尻が曲がっておらず中心の軸が真っすぐになっているどんぐりを選びます。

良いどんぐりを見つけたら、どんぐりの中心にキリなどで真っすぐ慎重に穴をあけます(手を怪我しないように注意です!)。

最後に2㎝くらいに切った爪楊枝を刺して完成です!

回してみると、、、、

まぁまぁいい感じですね。

こんな技もあります。

みなさんもお気に入りのどんぐりを見つけて、どんぐりゴマを作ってみてはいかがですか?

水族館BOY 中尾


2017.10.23sagamigawa2014
見てます

飼育員の仕事は「生き物を飼育すること」です。
生き物を飼育していると、日々、生き物のおもしろさや奥深さを感じます。

そんなおもしろさを感じさせる生き物が、先週、“海の生き物水槽”に登場しました。

早速、水槽をのぞいてみましょう!

!!なんと!魚が死んでいる!?

・・と、みなさんに言われるのではないかと
ヒヤヒヤ?ワクワク?しているのですが、

安心してください。生きてます。


この魚の名前はマツダイといいます。
幼魚や未成魚のうちは海面を漂う枯れ葉に擬態していると考えられていて、
見た目だけでなく、泳ぎ方まで海面を漂う枯れ葉になりきっています。

枯れ葉のふりをすることで、捕食者の目をあざむいたり、
エサとなる小魚に気づかれずに近づいたりできるのです。

よく見ようと近づいてみると、
まるで流されるかのようにスススっと離れていきます。

そして・・
見てます。


こちらを必ず見てます。

移動しても・・


見てます。

あぁ・・なんておもしろい生き物なんだろう。

亀ヶ谷


2017.10.20sagamigawa2014
ハート型のカツラ

ここ数日、雨が続いていて少し憂鬱な気持ちになりますよね。
私も、洗濯物が乾かなかったり、湿気で髪の毛がくるくるになったり。

ということで今回の飼育日誌は、雨上がりが楽しみになる記事を書きたいと思います!

ふれあい田んぼのすぐ前の道をまっすぐ進むと、科学館の裏の出入り口があります。
職員はこちらから出入りするのですが、その出入り口付近に「カツラ」という木が生えています。

実は私、このカツラの葉が好きです!

まず、葉の形が好き!

これがカツラの葉ですが、ちょっとぷっくりしたかわいいハート型をしています。
落ち葉のなかにも、色の濃さや大小さまざまなハートがあります。

並べてみました。

ハート型、かわいい!

そして匂いが好き!

このカツラの葉は枯れて黄色くなると、とてもあまーい独特の匂いがします。
その甘い匂いの元は、砂糖の入ったお菓子などを作るときに生成される物質と同じらしく、
よく「キャラメルの匂い」と言われます。
私が初めて匂いを嗅いだときは、「みたらし団子!」と思いました。

とにかくとても甘い香りで、「カツラ」という名前の由来も、
「香りが出る⇒香出(かづ)」が次第に「カツラ」になったと言われています。

木の下を通ると、落ち葉から「ふわぁ~~」っと香ります。
調べてみると、一番良く匂いがするのは、雨上がりの後だそうです!
雨が降っていても匂いがするのに、雨が止んだらもっと甘い香りが立ち込めるのか~と、
ちょっと雨上がりが楽しみになりませんか?

雨上がりの日は、科学館の周りでハートの落ち葉探しも素敵ですよ~!

黒川


2017.10.16sagamigawa2014
シャイなゴースト!?

10月も半ばに入りました。
街中ではハロウィンの飾りをよく見る時期ですね。

ハロウィンは元々、古代ヨーロッパのケルト人の風習で、
秋の収穫を祝う収穫祭であるとともに、先祖の霊をむかえる“お盆”のような行事でした。

さて、今月のマンスリー水槽では、ハロウィンをテーマにオバケの名前がついた魚を展示しています。

その名も、“赤い幽霊=レッドファントムテトラ” と “黒い亡霊 = ブラックゴースト”です。

“ファントム”はとても小さい魚ですが、フワフワと漂ったり群泳したりと見ていてあきません。

“ゴースト”たちは普段、木やカボチャなどの陰にいることが多いのですが、けっしてシャイなわけではありません。
夜行性なので、明るいうちは物陰に隠れて休んでいるのです。

水槽の中には10匹の“ゴースト”がいるのですが、それぞれお気に入りの場所があるようです。

中でもこちら、水槽の右下にある小さなランタンの中をよく見ていると・・

お、中に1匹入っています!

このランタンの中がかなり気に入ったようで、なかなか出てきません。
安心しきっているようで、泳ぐのもやめて完全に眠っていることもあります。

名前とは違って、とてもかわいらしいオバケたちです。

亀ヶ谷


2017.10.13sagamigawa2014
バレバレだよ!

朝、いつものように開館作業をしようと小川のアクアリウムに出た途端、あるものが目につきました。

こやつは、、、クビキリギス!?

最近、展示更新した「田んぼの今水槽」で展示しているクビキリギスに似ているなーと思いましたが、

トゲナナフシでした!近くで見ると全然違いました。

木の枝に擬態していて、名前の通り、体にトゲがあります。
このトゲトゲや質感、模様まで枝そっくりで、木にいるとなかなか見つけられないそうですが、

バレバレだよーーーーーー!!!!

と叫びたくなるような場所にいました。

写真だと分かりづらいですが、結構大きく、比較のために私が手を横に置いてみても、
枝になりきっているのか、ほとんど動きません。

場所さえ間違えなければ絶対見つからないのに、おまぬけでかわいいな~。
そっとしといてあげよう。

ちなみに、こちらは展示中のクビキリギスです。

お腹側からの写真しか撮れませんでしたが、なんとなーく似ています。
「俺たちに展示なんて関係ねぇぜ!!」と言わんばかりに、みんな好き勝手な場所に張り付いているところが、私は好きです。笑

緑色のクビキリギスも展示しているので、お越しの際は是非見てくださいね!

ちなみに、
夕方、閉館作業をしに小川のアクアリウムに行くと、


トゲナナフシ、まだいました!!
だからバレバレだよーーーーーー!!!!

黒川


2017.10.09sagamigawa2014
夜の水族館

大きな水族館では、夜中に生き物たちに緊急事態があった時のために、その日飼育員が水族館に泊まる「当直」があります。

「水族館に一人で泊まるなんて、(仕事中だけど)ロマンがあって素敵だな~~」と、当直してみたい願望のある私ですが、
ふれあい科学館には当直はありません。 残念!

しかし!
ここ数日一人で残っている日があり、閉館作業が終わった後館内の電気を消して事務所に一人でいると、
ちょっと当直しているような気分になれることに気づきました。

また、懐中電灯を持って薄暗い館内を見てまわると、昼間とは違う生き物たちの行動が観察できます!
「深夜の」ではありませんが、「19時頃の」生き物たちの様子を紹介していきますね!笑

イセエビ

夜行性のイセエビは、昼間は岩の下に隠れてじっとしていますが、夜になるとこんな風に出てきて元気に活動しています!
自然界でも、夜になると出てきて貝やカニの殻をかじって中身を食べています。

毎朝「ん?レイアウトがくずれているな」とか「あれ?ブロックで隠している水温計のセンサーが丸見えになっている?」
と思っていましたが、夜元気に歩き回った証拠なんですね。 元気そうでよかったよかった。

カヤネズミ

写真がぼけてしまいましたが、カヤネズミ!
タンポポの綿毛(ふー!と飛ばす前の真ん丸)ほどの大きさしかなく、とってもかわいい水辺にくらしているネズミです。

昼間はヨシの葉の間に隠れていますが、暗くなると、外に出ています!
なぜかいつもプルプル震えている所がとってもかわいい、、、 久しぶりに全身が見れて癒されました。

もう少し皆さんに夜の生き物たちの姿をお見せしたいのですが、あまり居残りをすると先輩方の目が怖いので、この辺で。
今回は2種だけでしたが、また撮影できるチャンスがあればご紹介したいと思います!

ちなみに、
残って事務所で仕事をしていると、時々真っ暗のトイレから、手洗い場の水が「ザー!」と流れることがあります。
人がいないはずなのに、、、怖い、、、

と思っていたら、実はトイレの自動で行われる定期洗浄でした。笑

黒川


2017.10.06sagamigawa2014
田んぼに稲が無い!~ふれあい田んぼ探検隊その5~

みなさんこんにちは

当館にはふれあい田んぼという棚田があり、毎年ふれあい田んぼ探検隊を結成してお米作りを行っています。

その田んぼの様子がこちら↓

なにもありませんね。

そうです。
ふれあい田んぼでは、9月24日に稲刈りを行いました!


当日の朝は涼しかったのですが、稲刈りの途中から晴れてとても暑くなりました。
隊員たちは汗をかきながら一生懸命稲を刈ってくれました。

そして、刈った稲を干す“はさがけ”の作業もしました。お米はたくさんの太陽の光を浴びておいしくなるのです。

収穫したお米を食べる日が待ち遠しいですが、その前に脱穀と風選という作業があります。
ごはんを食べるのって普段は当たり前にできますが、最初から自分でやってみると大変ですね。
でも、あともう少し。隊員のみなさん、頑張りましょう!


竹本


2017.10.02sagamigawa2014
すぐそばにあるもの

気づけばすっかり肌寒くなり、聞こえてくる音も、セミの鳴き声からコオロギの鳴き声にかわりました。

7月14日より始まった夏の特別企画展“ふれあい夏まつり”では、多くの方に来館いただき、毎日を忙しく過ごしていました。


充実した日々と共に、急ぎ足で過ぎてしまった夏・・・・・・・・かわりに秋はじっくりと楽しみたいものです。

現在開催している特別企画展では、身近な生き物で感じる“秋”をご紹介していますが、
真ん中のスペースでは、ちょっとだけ落ち葉やどんぐりをご紹介しています。

身近なところにある落ち葉を集めてみたのですが、あらためて葉っぱを見てみると面白い発見がたくさんありました。

身近な樹木の代名詞、サクラの葉っぱには“柄”に小さなコブがあります。

このコブ、じつは蜜が出る蜜腺なのです。


蜜というと花にあるイメージがありますが、こんなところから蜜がでるものもあるんですね。

そしてこちらの落ち葉。 なんの葉っぱか分かりますか?

とても大きなこの葉っぱは、“桐箪笥”でおなじみの“キリ”の葉っぱです。

私自身、キリがこんな大きな葉っぱをつけることを知りませんでした。

すぐそばに落ちている葉っぱにも、面白いことがたくさんあるものです。

皆さんも、童心にかえって“落ち葉ひろい”してみませんか?

亀ヶ谷


2017.09.27sagamigawa2014
探してみてね!

皆さんこんにちは!!

最近は寒い日がだんだん増えてきましたね。

9月15日から開始している秋季特別企画展には、もう足を運ばれましたか?


「はっけん!!秋の生き物~落ち葉の冒険~」では、山・川・海、それぞれの秋の生き物を紹介しています!

今回は、「山」ブースから「オオクワガタ」をご紹介します!


「クワガタは、夏に大あごが長くてかっこいいのを触ったからもういいよ~」と言わずに!

夏に展示をしていた、ギラファノコギリクワガタの成虫の寿命は1年ほどで、
他のカブトムシやカナブンなども秋になると死んでしまいますが、オオクワガタの寿命は長く、
成虫になってから3~5年も生きることもあります。

警戒心が強いため、木にあいた大きな穴(うろ)の中に隠れていることが多く、
今回の展示では、その“うろ”の中をのぞいているような展示にしました!


まぶしくないよう、ペンで塗った赤いライトで、オオクワガタを探してみてくださいね!
自然界での、リラックスした姿をご覧いただけます。

仕事終わりに、科学館から外に出るとぶるっと身震いすることがあります。
その度に、「秋がきたな~」と時の流れのはやさを感じます。

あぁ、お鍋が食べたいな、、、
寒い季節には、事務所のみんなでワイワイお鍋が食べたい黒川でした。

黒川