飼育日誌
2016.04.30
コイの季節 ∈( ゜)◎( ゜)∋
岐阜県にありますアクア・トトぎふから、相模原のふれあい科学館に赴任して、初めてのゴールデンウィークです。
全国的にも有名な、相模川にかかる「壮大な」鯉のぼり。
4月30日の朝、早起きして見てきました。
快晴の大空を舞う、その壮観な景色に、元気をもらいました (*^^)v
当館でも、鯉のぼりならぬコイの仲間たちに、春の訪れとともに変化が現れています。
ヌマムツのどうですこの口元の白い点々。
追星(オイボシ)と呼ばれるもので、コイの仲間の二次性徴として知られています。
コイの恋の季節になると、主にオスに見られるようになります。
ウグイでは頭から背面にかけて
ミヤコタナゴでは口元に、
このムニッとした口元が好きなんです。
ヤリタナゴではやはり口元に、
オイカワは少し口元に出てきました。
当館の中でも、季節の変化を感じて、日々生き物たちもその姿を変えるのです。
コイの(恋の?)季節に、そんな見方でも、楽しんで頂ければと思います!
水族館でもこれから楽しいイベントも盛り沢山!
皆さまのお越しをお待ちしております。
波多野