展示水槽
相模湾水槽
相模川が最後に流れ着き、山らかの栄養が注ぐ相模湾。
海も川からの栄養で豊かなになり、そのつながりは大切です。
この水槽では、相模湾で見られる海の魚たちをご紹介します。
海も川からの栄養で豊かなになり、そのつながりは大切です。
この水槽では、相模湾で見られる海の魚たちをご紹介します。
相模湾水槽で見られる生き物たち
アイゴ
魚類
スズキ目アイゴ科
沿岸の岩礁にすんでおり、藻類を好んで食べます。背ビレと腹ビレ、臀ビレのトゲに毒があり、刺されると痛みます。体の斑点模様は環境や魚の状態によって濃くなったり薄くなったりします。
イサキ
魚類
スズキ目イサキ科
海藻の多い岩場に群れで生息し、小さな甲殻類や魚を食べます。幼魚は体に縦縞模様が目立ち、イノシシの子供の模様に似ていることから「ウリボウ」と呼ばれます。
クロホシイシモチ
魚類
スズキ目テンジクダイ科
岩礁や護岸壁沿いの浅いところに群れで生息し、プランクトンや小型の甲殻類を食べます。オスが卵を口にくわえたまま守る習性があり、卵がふ化するまでの約1週間、オスは何も食べません。
ハナハゼ
魚類
スズキ目クロユリハゼ科
沿岸の岩礁や砂底にすみます。海底から少し離れたところでゆっくりと泳ぎますが、危険を感じると素早く岩のすき間などに逃げ込みます。
ホンソメワケベラ
魚類
スズキ目ベラ科
浅い岩場やサンゴ礁にすみます。他の魚の体をつついて寄生虫や表皮を食べる「掃除魚」として知られます。掃除してもらいたい魚がホンソメワケベラに近づいて体を傾けたり口や鰓を開いて動きを止める「掃除請求姿勢」をとります。
マルコバン
魚類
スズキ目アジ科
南日本からインド洋にかけての暖かい海に広く分布します。相模湾では夏に幼魚を見ることができます。通常は40㎝ほどに成長しますが、最大で1m近くに育つこともあります。
サザナミヤッコ
魚類
スズキ目キンチャクダイ科
相模湾では季節来遊魚として初夏から秋にかけて幼魚を見ることがあります。幼魚は紺色の体に湾曲した白い横縞模様がありますが、成魚になるとクリーム色から紺色に代わる体色に、水色~紺色の細かい斑点が入ります。
展示される生き物は予告なく変更する場合がございます。