飼育日誌

お知らせ 2024.09.27

実習生体験談⑫~加藤さんの場合~

皆さまこんにちは。
飼育員の伊藤です。
今回の実習生は、なんと趣味でニホンイシガメを繁殖させた経験があるとのことです。
それはすごい!ということで?カメについて語ってもらうことにしました。
それでは、加藤さん、どうぞ。



はじめまして。実習生の加藤です。先日から、大学の学芸員実習として、相模川ふれあい科学館で実習をさせていただいています。
今回は、ニホンイシガメをはじめとするふれあい科学館のカメについてご紹介します!


展示しているオスのニホンイシガメ

ニホンイシガメのオスは、甲羅の大きさが14㎝くらいまで成長します。
展示の個体は7cmくらいなのでまだまだ小さいですね。
ちなみに、ニホンイシガメはメスの方が大きくなります。


バックヤードで飼育しているカメたち

写真に写っている一番大きな個体が、ニホンイシガメのメスになります。
ニホンイシガメのメスは、甲羅の大きさが22cmくらいまで成長します。
ふれあい科学館にいるカメ達は、餌を欲しそうに近寄ってくる個体が多く、見ていてとても癒されます。

ふれあい科学館では、ニホンイシガメの他にもたくさんのカメを飼育しています。


流れのアクアリウム下流域で展示しているクサガメ


同展示のミシシッピアカミミガメ


流れのアクアリウム中流域で展示しているニホンスッポン

どのカメも生き生きしていて、カメ好きにはたまらないです。
さらにバックヤードにも。


バックヤードで飼育しているセマルハコガメ

セマルハコガメは、ハコガメという名の通り、身の危険を感じると箱のように甲羅に隠れることができるおもしろい特徴をもったカメなんです。
こちらのセマルハコガメは、当館のイベントふれあいワゴンで登場させることもあり、その時には実際に触ってみることもできます。

いかがでしょうか。
ふれあい科学館では、このようにたくさんのカメを展示・飼育しています。
また、イベントでは実際にカメに触れてみることもできるかもしれません。
皆さんも是非、ふれあい科学館のカメ達に会いに来てください。



加藤さん、ありがとうございました。
カメ好きであることがにじみ出るような内容でした。
私もカメ好きの一人として、ともにカメ街道をつきすすんで欲しいなと思いました。

伊藤


2024年10月
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