飼育日誌
お知らせ
2024.07.17
小さな花火
もうすぐ梅雨が明けると、本格的に夏がやってきます。
暑い夏、皆さんは何か楽しみにしていることはありますか?
川や海で遊ぶのも楽しいですが、花火も夏の楽しみのひとつです。
相模川でも8月に納涼花火大会が開催される予定です。
7月のマンスリー水槽では、夏の風物詩である“花火”をテーマに、「ダニオ・マルガリタトゥス(Danio margaritatus)」という魚を展示しています。
深い青色の体に花火のような黄色い模様があることから、“ハナビ”と呼ばれています。
また、星や宇宙にたとえられ“ギャラクシー”とも呼ばれます。
学名の「margaritatus」は「真珠で飾られた」という意味で、なかなか幻想的な美しい魚です。
ただ、この魚‥とっても小さいのです。
体長は約2cm!
その小ささから、2023年の春に開催した特別企画展「ちっちゃないきもの展」でも展示しました。
写真をとるのが下手な私では、なかなか良い写真が撮れません‥。
小さく、動き回るダニオ・マルガリタトゥスを写真におさめるには‥
立派なオスが狙い目です。
群れで泳いでいますが、よく見てみると所々で色鮮やかなオス同士がフィンスプレッティングという、ヒレを広げて威嚇しあう行動を見せています。
フィンスプレッティングをしている時は、あまり動き回らないので、シャッターチャンスです!