飼育日誌
2022.12.06
このエビ、なんだ?
こんにちは。
今回は更新された「小川の実験・観察テーブル」のお話です。
さて、皆さんは川に生き物採集に行ったことはありますか?
川で生き物採集をしているとよくあるのが、捕れた生き物への「これ、なんだ?」という疑問。慣れていないと捕れた生き物の判別なんて中々できないものです。
そこで今回は川でよく見かけるエビに着目し、「このエビ、なんだ?」という疑問のヒントになればと思い、展示を作ってみました。
展示では川でよく見かける代表的なエビ4種を紹介しております。
ただ、それぞれの種の名前はあえて隠してあります。
手元のパネルには、名前の代わりにエビの写真とその種の見分けるポイントが書いてあり、パネルをめくってみるとここでようやく種の名前が書いてあります。実際に生き物を判別(同定)するときの順番【生き物を見る→見分けるポイントを見る→名前を調べる】が疑似体験できるようになっているわけです。(エビのガチ同定はもっとむずかしいです…)
そして、そもそもエビの体ってどうなってるの?という方のためにも、エビの体のパーツやそれぞれの呼び方などもご紹介しております。
その他にも、
“エビって脱皮して大きくなるけど、どうして小さい体の中から大きい体が出てくるの?”や“エビの脚って何本?”、“ザリガニやテナガエビの違いってなに?” などの疑問にも答えておりますので、エビが気になる!という方はぜひ一度「小川の実験・観察テーブル」までお越しください!
余談ですが、エビってちょこまかと動いていてかわいいので、ただじっと見ているだけでも楽しいですよ。おすすめです。
山田