飼育日誌
2022.07.10
カラッパの噴水?
みなさんこんにちは。
現在ミニトーク水槽で「カラッパの噴水の謎をとけ!」という展示を行なっています。
そもそもカラッパってなんだ?という話ですが、カラッパは海にくらすカニです。
よく見ると体の前に大きなハサミがあるのがわかりますね。このハサミを器用に使って巻貝の貝殻を割り中身を食べる特技も持っています。
下の写真はメガネカラッパという種類ですが、展示では3種類見られます。
砂に潜るのも上手で、隠れているのを見つけるのは至難の業です。
少しカラッパの話をしましたが、今回の展示ではカラッパの噴水について解説しています。
伝わりにくいと思いますが、写真を撮ってみました。
体の一番上から噴水が出ていますね。
ミニトーク水槽では、噴水を出してカラッパが何をしているのか?についてクイズを出しています。
ここでは答えが言えないので、ぜひ実際の噴水を見て、その謎を解いてみてください!
ずっと水が少ない場所で飼育するのはカラッパに悪いので、今回は自動で水が増えたり減ったりする水槽を作りました。5~10分おきにどちらかで噴水の観察が出来ますので、少し足を止めて頂けるとより楽しめると思います。
昔からカラッパは妙に気になるカニで、脱皮した殻を集めるクセがあります。
デスクの上、ついつい増えるカラッパのカラ。
竹本