飼育日誌
2022.06.24
水槽リニューアル
今回は展示水槽のリニューアルについての話題です。
相模川とそのまわりの水辺にすむ生き物の展示が多い当館ですが、館内の左奥には「海の生き物水槽」という海域の生き物を展示している水槽があります。
その水槽が今月13日に行われた工事を経て、新しく生まれ変わりました。
その時の様子をいくつかご覧いただきます。
今までの水槽が無くなる寂しさも感じながら撤収していきます。
水槽や濾過槽、架台などを片付けるときれいさっぱり。
作業を眺めていると、新品の水槽が運ばれてきました。
どんな感じの出来上がりになるのか、テンションが上がってきます。
そして午前中には壁が完成しました。一気に展示の雰囲気が出てきますね。
続いて水槽のシステムが組まれていきます。
もうすぐ完成かな?
日々の餌やりや水槽掃除を行いながら待つこと数時間・・・
「完成しました」との報告が!
とてもいい出来になったと思います!
たった1日でこれを作ってしまう業者の方々はすごいなと感心しきりでした。
そしてここからは私たち飼育員の仕事。水槽の中身を作っていきます。
底砂や岩を入れてから海水を注水し、最後に生き物を入れていきます。
今回は「きれいな花にはトゲがある!?」と題して展示生物はミノカサゴの仲間3種を展示しています。
以前より観覧面を少し低くしたので、小さいお子様にも水槽が見やすくなっています。
また、紙媒体で掲示していた解説板もモニターを設置したことで動画の再生なども可能になりました。展示生物についてのおもしろい動画などがあれば今後流していきたいと思います。
ご来館の際は、リニューアルした海の生き物水槽を是非ご覧ください。
西田