飼育日誌
ふれあい田んぼ ~収穫祭~
みなさんこんにちは
今回はふれあい田んぼに関する話題です。
今年度のふれあい田んぼ探検隊のイベントも収穫祭で最後になります。
5月に田植えを行ってから稲刈り→脱穀→風選などの作業を経て5ヶ月後の今日、ようやくおいしいお米が食べられるようになりました。
収穫したお米をいざ実食!
と、その前に
お米についている籾殻(もみがら)を取り外す作業、籾すりを体験します。
まずはすり鉢と野球ボールを使ってゴリゴリとすりつぶすように、籾殻を外していきます。
ある程度籾殻が外れてきたところで、息を吹きかけて籾殻を飛ばします。
この流れを数回繰り返すと、普段よく見るようなお米の粒だけが残ります。
しかしこのお米は、糠(ぬか)で覆われている為、白いご飯に炊き上げるには精米作業が必要になります。白いご飯を食べるには、実に様々な作業を経ていることを実感頂けたのではないでしょうか。
さて、籾すり体験を終えたところで、いよいよ実食に入ります。
収穫祭のイベントで食べるために、事前に精米をしておいたものを炊きました。
ラップに包んでおにぎりを作ります。
炊き立てだったこともあり、熱くてにぎるのに苦戦していましたが、思い思いの形ににぎっていました。
おにぎりができたら、両手を合わせていただきます!
炊き立ての新米。食感はもっちりしていて甘みが感じられました。
中にはおかわりしてくれた方も!
おいしく食べていただけて何よりです。
食べ終えたところで収穫祭が終了となりました。
今回育てたお米は神奈川県のブランド米「はるみ」で、収穫できたのは約9㎏でした。
9㎏もとれたの?
9㎏しかとれないんだ!
様々なお声がありました。人それぞれですが、私は後者の方でした。
今年度のふれあい田んぼ探検隊は感染症の影響で中止になる回もありましたが無事最後まで実施することができました。
それでは、来年度もふれあい田んぼ探検隊へのご参加をお待ちしております。
西田