飼育日誌

2021.06.18

投網で魚を採ってみよう(後編) ~実際に魚を採ってみよう~

大変長らくお待たせしました。今年の1月に書いた投網に関する飼育日誌の後編です。

前編では投網とは何かをご紹介しました。
投網で魚を採ってみよう(前編) ~投網って何?~

後編では、実際に河川で採集をした様子をご紹介します。

河川で投網採集をする時はまず、流れの速さや向き、水深、河床材料などを念頭に入れて魚がいそうな場所を絞ります。
一度投網を投げると周辺にいた魚は驚いてその場から逃げてしまいます。そのため、一発勝負のような感じになるので場所決めが大切なのです。
今回は、オイカワやウグイなどの遊泳魚を狙って水深が浅く、流れが緩やかで、小さな礫が多い場所を選びました。

投げる場所が決まったところで、いざ採集開始です。
前編で投網の練習風景を載せましたが、それと同じ投げ方で狙いを絞って

投げました

投網の先端にある鎖が着底したら

網を手繰り寄せます。


この時に注意することがあります。
それは、網が岩などに引っかかってしまうことです。
無理矢理引っ張ってしまうと網が破けてしまうことがよくあります。
破けてしまった場合、補修が大変なので焦らず慎重に手繰り寄せます。

すると投網の中にキラキラしたものが

水中から出してみると

袋網に魚が入っています。
婚姻色がきれいなオイカワです。

魚が網に入っていることを確認したら、体を傷つけないよう速やかに川の水を入れたバケツへと移します。
ここまでが一連の流れとなり、場所を変えては投げてを繰り返します。
ある程度の回数を投げると結構疲れます。投げるたびに網が水分を含んで少しずつ重くなっていくのです。それでも、魚が採れると喜びでその疲れも和らぎます。

今回の採集では、アユ、オイカワ、ウグイ、カワムツ、ボウズハゼなどが採れました。
採れた魚は水族館へ持ち帰り、展示水槽に入れることもあります。

たまに採集に出かけると良い気分転換になりますね。
ここまで河川での投網採集の様子をご紹介しました。

次は何を採りに行こうかな・・・
皆さんもぜひ投網採集に出かけてみてはいかがでしょうか。

大切なこととして
海や川で生き物を採るには都道府県や海域、河川ごとにルールや注意事項があります。
いつでもどこでもできるわけではありません!
漁業規則など事前にそのルールを確認してから採集に出かけましょう!

西田


2021年10月
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