飼育日誌

2021.05.07

ぶちナマズのこと

当館では現在、一般の方より寄贈していただいた“ぶち模様”のあるナマズを展示しています。

一般的にナマズは黒っぽい体をしていますが、まれに金色をしていたり、今回のような模様が入る場合があります。
こうなる理由ははっきりとはわかっていませんが、魚の体の色を作る色素胞という細胞の働きになにか関係があるのかもしれません。

ちなみに、ここからが“ぶち”ナマズとなったお話です。

当館にこの個体がやってきた当初の写真があります。

今と模様が違って、黒色の部分がかなり少ないですね。これではぶちナマズと聞いてもしっくり来ません。

しばらく予備水槽で飼育をしていたところ、別の飼育員があることに気づきました。
「…ん?このナマズって、こんな模様があったっけ?」

色が変わってる!!

その時は別の呼び方で展示を考えていたため、かなり焦りました。
環境を変えて元に戻るか試してみましたが、結局少しずつぶち模様がはっきりと出るようになりました。

展示開始の期日が迫る中、どうしたものかと考え込んでいると「ぶちナマズでいいんじゃない?」との声が。

「そうしましょう」

そして無事に展示開始を迎えられました。

昨年より個人的にナマズの釣りにはまっていますが、数少ない(1匹)私が釣ったナマズは、黒っぽい普通のナマズでした。

竹本


2021年12月
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