飼育日誌
2021.02.24
田植えに向けて… 「田起こし」
2月も半ばを過ぎて、三寒四温。
暖かい日も少しずつ見えて春の匂いがしてきました。
現在当館は臨時休館中ですが、スタッフは様々な作業を日々行なっています。
当館では毎年、田植え〜収穫祭までを体験できるイベント「ふれあい田んぼ探検隊」を行なっています。
今回は、今年の新しい稲を植えるための最初の作業、「田起こし」を行いました。
田起こしでは、稲が根を張りやすくするために、固まった土を鍬や専用の機械を使ってかき混ぜていきます。
この作業で、田んぼに生えていた植物も一緒にかき混ぜます。混ぜられた植物は腐植になります。
土の中にいる様々な微生物たちがその腐植を食べて、出た排泄物などが土に栄養を含ませていきます。
田起こし終了!
今回は2日間かけて行いました。
稲が元気にしっかり根を張れるように深く掘ってかき混ぜていくので、なかなか大変な作業でした…
この後は、肥料を撒いて土に栄養を含ませる「施肥」や、水を張って土をさらにかき混ぜて平らにしていく「代掻き」などなど…
まだまだ準備はありますが、早くも今年の田植えが楽しみです!
熊田