飼育日誌

2020.10.04

ふれあい田んぼ探検隊 〜稲刈り・稲架掛け〜

みなさんこんにちは。

夏の暑い日差しも和らぎ、涼しい日も増えてすっかり季節は秋となりました。

当館では毎年「ふれあい田んぼ」で、田植えから収穫、そしてとれた新米を食べるところまでを体験するイベント、「ふれあい田んぼ探検隊」を実施しています。
毎年5回行う田んぼ探検隊の活動は、5月から11月までお米ができるまでの様々な作業を体験できます。

今年は臨時休館もあり、8月22日(土)に行った観察会からの開催となりました。
そして、10月3日(土)は「稲刈り・稲架(はさ)掛け」の日でした。
左の写真が観察会、右の写真が今回の稲の様子です。
観察会ではまだ青かった稲も、綺麗な黄色に色づいて垂れ下がっています。

 

稲刈りは鎌を使いました。
はじめに、鎌の使い方を確認。自分の手や、周りの隊員に気をつけながら刈っていきます。

 

準備ができた隊員からはじめていきましょう!

 

刈り終わったら、稲を運んで…

 

一箇所にまとめたら、次は稲架掛けです。

稲をまとめて束にしたら、向きを揃えてヒモで結んでいきます。
稲がバラバラにならないように「巻き結び」という結び方でしっかり結んでいきます。
まずは柱で結び方の練習。この結び方がなかなか難しいのです…

 

最初はみんな苦戦していましたが、稲を結んでいくうちにだんだんと慣れてきました。

ぎゅっと力強く結んで…

 

稲を柱に掛けて干していきます。

 

稲架掛け完了!お疲れ様でした!

これから約2週間、稲を乾燥させていきます。乾燥させることで、お米がずっと美味しくなります。
稲が乾燥したら次回は「脱穀・風選」。稲からもみを外していきます。
次回のふれあい田んぼ探検隊は10月17日(土)。
ここからだんだんとお米になっていきます。

次回のふれあい田んぼ探検隊もお楽しみに!

熊田


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