飼育日誌
2020.07.11
ひまわり畑のおともだち
こんにちは。
7月になりいよいよ夏も本番です!
入道雲の浮かぶ透きとおる青空や、深い緑の木々から響くセミの声のように、
どこか懐かしいノスタルジーを感じるような景色が私たちを迎えてくれる季節です。
ひまわりの花もそういった景色のひとつではないでしょうか。
太陽にむかってしゃんと立つひまわりの姿は、誇らしさすら感じてしまいますよね。
さて、今月のマンスリー水槽では、そんな夏を感じさせてくれるひまわりの花と似た、
オレンジ色の体色をもつ魚を、ひまわり畑を再現した水槽とともにご紹介しております。
今回ご紹介している魚は、オレンジライヤーテールモーリーといいます。
映えるようなオレンジ色を全身に持つこの魚は、ブラックモーリーというメキシコに棲む淡水魚の改良品種です。
尾鰭もまた特徴的で、楽器のライヤー(竪琴)の形に似た尾鰭をもつことからライヤーテールという名前がつけられたそうです。
そんな本種は、改良品種ですので野生では生息していません。
こんなにオレンジ色の魚が野生にいるわけないよな~と思っていましたが、
調べてみるとなんとアフリカの湖には実際に真っ黄色の淡水魚が棲んでいるそうです…!
世界は広いですね~!
水槽内ではひまわりの花や葉の間を魚たちがゆらゆらと泳ぎ回る姿を見ることができます。
緑とオレンジのコントラストで懐かしい夏を感じていただければ幸いです!
皆様のご来館を心よりお待ちしております!
山田