飼育日誌

2019.12.30

釣りはじめ ~毒のある魚~

只今開催中の特別企画展「釣りはじめ」から今回は毒のある魚のコーナーを紹介します!
毒をもつ魚の中でも、主に釣りで出会うことの多い魚を展示しています。

毒の種類は様々で、体内に毒をもつものや鰭に毒をもつものがいます。
そのため、食べると危険な魚と触ると危険な魚に分かれます。
「釣りはじめ」ではその両者を展示していますが、
その中から今回は、鰭に毒をもっている「アイゴ」を紹介します。

アイゴは背鰭、腹鰭、臀鰭に毒をもっています。
安易に触って刺されてしまうと激しい痛みに襲われます。


当館の職員の中には、過去にアイゴの毒を経験した者がいるのですが、その時の様子を伺ってみると・・・
「背鰭のとがった部分が刺さったときはあまり痛みを感じなかったが、
時間が経つにつれてジンジンするような痛みが強くなってきた。もう二度と経験したくありません。」 とのこと。
言葉からいかに痛いのかが伝わってきます。
釣りをされる方々は、アイゴの取り扱いには注意しましょう。

他にも3種の毒をもつ魚を展示していますので、ぜひご覧になってみてくださいね。


西田


2024年12月
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