飼育日誌

2019.01.12

有名人のものまね

皆さんは“お笑い”は好きですか?
テレビのお笑い番組などでは、ものまね芸人が有名人のものまねをしている姿をよく見ます。

見た目を似せている人や、仕草などの動作を似せている人などものまねの仕方は色々ですが、見事なものですね。

実は、海の中にも“有名人のものまね”をする生き物がいるんです。
ただし、人間のものまねの目的が“笑わせること”ならば、生き物たちのものまねは“生き残ること”が目的です。

この生き物たちのものまねは“擬態”といいます。
天敵あるいはエサとなる生き物に気づかれないようにするために、生き物たちは擬態します。
擬態というと、落ち葉や石など周囲の環境にそっくりな生き物を思い浮かべる方もいるかと思いますが、
中には他の生き物に擬態するものもいます。

ただ今、海の生き物水槽ではとあることで有名な魚と、その“ものまね=擬態”をする魚を展示しています。

まず、“有名人”の魚はこちら。


毒をもつフグの仲間、シマキンチャクフグです。

そして、そのものまねをする魚が・・


あれ?こっちも、シマキンチャクフグ??
いいえ、こちらは毒をもたないハギの仲間、ノコギリハギです。

違い、分かりますか?

本当にそっくりです。

毒をもつシマキンチャクフグは、他の生き物におそわれることはほとんどありません。
そこでノコギリハギは、毒があるシマキンチャクフグのふりをすることでおそわれないようにしている、と考えられています。

シマキンチャクフグとノコギリハギの見分け方は、是非実物を見ていただきたいので、
あえてここでは説明しません!

他の魚に擬態する魚の中には、見た目だけでなく泳ぎ方などの動作までまねるものもいます。
 
なぜここまでそっくりな姿になったのか。

生き物って、本当に不思議ですね。

亀ヶ谷


2021年4月
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