飼育日誌

2018.07.09

稚魚産まれました!

梅雨が明けて、夏が来ました。
川の中でも、春から初夏にかけて多くの日本産の淡水魚が産卵の時期に入ります。
当館でも、水槽の中で、魚たちが産卵時期を迎えています。
今回は、繁殖に成功したミヤコタナゴ、ホトケドジョウ、ミナミメダカの稚魚を、期間限定(7月16日まで)で展示をしています。

こちらは、ミヤコタナゴの稚魚になります。

成魚はこちら。

どうでしょうか。
普段、魚の稚魚を目にする機会は少ないと思います。

ちなみにミヤコタナゴの卵はこちらになります。

次は、ホトケドジョウの卵と

ふ化して数日経った稚魚、

更に10日程経った稚魚になります。

ミヤコタナゴより随分と卵も小さく、稚魚も本当に小さいです。
稚魚も成魚とは姿・形が随分と異なります。

こちらはミナミメダカの稚魚になります。

ふ化して数日のものですが、目が大きくて成魚に良く似ています。

こちらの稚魚たちは、いずれも絶滅危惧種で、自然の中でも中々見ることが出来ないものになります。
当館では、生き物たちの繁殖にも力を入れて、多くの方々に、その姿や現状をお伝え出来ればと思っています。

稚魚は、成魚と姿や形が異なるものも多く、
この時期にしか見ることの出来ない今の姿や、日々成長していく姿を是非ともご覧頂きたいと思います。
この機会を逃すと、1年後になりますよ!

波多野


2024年11月
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