飼育日誌
2018.05.09
「鯉の知らない世界」⑦
ふれあい科学館では現在、年に4回企画展を開催しています。
この企画展、実は発案から会場レイアウトなどにいたるまで、そのほとんどを飼育係が考えています。
展示の中には生き物だけでなく、ハンズオン展示と呼ばれる、触れて感じる・体感する展示を設けることもあります。
これも、自分たちで考えて作っています。
今回の企画展のテーマは“コイ”です。どうやってコイを感じて頂くか色々考えました。
そのひとつがこれ。
コイのぬいぐるみが3つ。
・・だけではありません。
このぬいぐるみは、大きさだけでなく、重さもそれぞれ違います。
実際のコイの大きさと重さを再現したものなのです。
コイは大きくなると1m近くになるものもいます。
ふれあい科学館でも、たまにコイを捕獲する機会があるのですが、その時ひしひしと感じるのが、コイの重さとパワーです。
普段は水の中で浮かんでいるので、軽そうに見えてしまうのですが、まさに筋肉のかたまりといった感じ。
大きなコイを抱えるのは一苦労です。
果たして1m近いコイはどのくらい重いでしょうか?
是非チャレンジしてみてください!
ただし、くれぐれも腰を痛めないように注意してくださいね。
亀ヶ谷