飼育日誌
2017.09.22
秋特はじまりました!
秋季特別企画展「はっけん!!秋の生き物」が9月15日よりはじまりました。
テーマは、「生き物を通して秋を感じる!」です。
秋の代名詞とも言える「落ち葉」や「どんぐり」は、冬を迎えるこの季節、生き物たちとっては
食べ物や住み家として無くてはならないものです。
この「落ち葉」や「どんぐり」を通して、山、川、海にいる生き物たちの秋の姿やそのつながりについてもご紹介します。
さて今回のブログでは、この特別企画展の見どころをご紹介します!
まず、この生きもの。
ホンドタヌキです。
横浜市立金沢動物園からやってきました!
皆さんはタヌキを見たことはありますか?じっくりと見たことは無いのでは・・・。
タヌキは、秋の野山で、どんぐりなどの木の実を食べて冬に備えます。
ぜひこの機会に、じっくりと観察してみてください。とっても魅力的な動物ですよ♪
お次はこの魚。
イタセンパラというタナゴの仲間です。
淀川水系、濃尾平野、富山平野に生息しており、関東地方の方には馴染みの薄い魚だと思います。
今回は大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センターからやってきました!
この魚は当館で常設展示しているミヤコタナゴと同じ国の天然記念物で、絶滅が危惧されている大変貴重な魚です。
関東地方では、現在、当館以外で展示している場所はありません。
秋に産卵期を迎えるため、今は非常にきれいな婚姻色を見ることができます。
ぜひこの機会にご覧いただけたらと思います。
いろいろな秋をご用意いたしましたので、ぜひ見に来てくださいね。
皆さんのご来館をお待ちしております!
水族館BOY 中尾