飼育日誌

2017.08.08

つぶらなひとみ

相模川ふれあい科学館の常設展示の中には、定期的に展示している生き物を変えている水槽がいくつかあります。

そこで展示される生き物たちは、飼育係の“この生き物のここを知ってもらいたい!”
というポイントがあるのはもちろんですが、時々、担当の飼育係の“好み”が反映されることもあります。

7月末より、館内の左奥にある“海の生き物水槽”では、セミエビとゾウリエビを展示しています。

セミエビの仲間は、幼生(フィロゾーマ幼生)の時期の姿が親とは全く違います。
そして、クラゲに乗っている姿がよく見かけられるため
“ジェリーフィッシュライダー”とも呼ばれます。

(画像提供 新江ノ島水族館)

展示しているのは成体だけですが、このセミエビたち、とっても私の“好み”なのです。

夜行性なので普段はあまり動かないですし、正直ちょっと地味な見た目かもしれません。
ですが・・ここを見てください!

なんともつぶらな目をしているのです。


良いアングルで撮ろうと近づくと、ジリジリと後ずさり・・。短い触角をビョコビョコ動かしたり、
よく見てみると意外と動いてます。

是非、このつぶらな瞳を実際に見てみてください!

亀ヶ谷


2024年12月
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