飼育日誌
2017.03.23
春の特別企画「進化のふしぎ」展!
まだまだ寒い日が続きますが、桜のつぼみも膨らんできて、段々と春が近づいているのを感じます。
新しい季節の訪れと共に、当館でも新しい特別企画展が始まりました! 今回は「進化」をテーマに企画しました。
生命が誕生してから約38億年、最初は単細胞であった生命が現在では様々な姿かたちをした生き物たちへと進化しています。
そんな生き物たちの進化の不思議さを感じて頂けるよう、今回は少し変わった生き物たちに登場してもらいました。
企画した本人が言うのもなんですが、まじまじと見てみると、本当に面白い生き物たちばかりです。
中でも個人的にオススメな生き物はヘビそっくりな足のないトカゲ、
『バルカンヘビガタトカゲ』です。
なんとも凛々しい顔をしています。
パッと見はヘビですが、まぶたや耳の穴があることがヘビとの違いです。そして何より動きが違います。
ヘビの柔らかいスムーズな動き方ではなく、硬くてぎこちない少し不器用さを感じる動きをします。
「進化」する生き物がいれば「絶滅」する生き物もいます。 今まで誕生した生き物たちの、実に90%以上が絶滅したといわれています。
今回は、神奈川県立生命の星・地球博物館の皆様のご協力を頂き、絶滅してしまった生き物たちの化石も展示しています。
中でも巨大なアンモナイトと三葉虫の化石はとても見ごたえがあります。
是非実物を見に来て下さい!
亀ヶ谷