飼育日誌

2017.02.10

発電魚展4

年に4回ほど開催している特別企画展は、飼育係が順番で担当しています。
内容を考案することはもちろん、ときにはデザインや展示物を作ることもあります。

現在開催している発電魚展では、前々回の飼育日誌でご紹介したように、電気にまつわるハンズオン展示にも力を入れています。
このハンズオン展示も、飼育係が頑張って作ったものです。

今回ご紹介するのは“水車発電”と“通電実験”のコーナーです。

“水車発電”は、相模川ふれあい科学館にとって一番身近な発電です。

相模川水系には相模ダムや城山ダム、宮ヶ瀬ダムなどのたくさんのダムがあり、貯水だけでなく水力発電も担っています。
今回の企画展では、神奈川県企業庁相模川発電事務所の皆様のご協力を頂き、実際の水車発電機の精巧な模型を展示することができました。
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隣には水の力でライトをつけるハンズオン展示もあります。

そして次は・・
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物質には電気を“通しやすい”ものと“通しにくい”ものがあります。
金属や水は電気を“通しやすい”もの、ゴムや空気は電気を“通しにくい”ものです。
この“通しやすさ”を調べることができるが“通電実験”の展示です。

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仕組みは簡単。豆電球と電池をつなぐ“電気の通り道”に、色々なものをつないで、豆電球が光るかどうかを調べます。
みなさんも小学生のときに理科の実験でやったことがありませんか?

この電気の“通しやすさ”というのは、今回の企画展の主人公である発電魚たちにとって、とても大事なことなのです。

例えば、デンキウナギはとても強い電気を出すことで知られています。獲物となる小魚を電気で感電させて捕らえますが、
ここでひとつ疑問があります。
他の魚は感電するのに、なぜデンキウナギは感電しないのでしょうか。
④
実は、デンキウナギも“ちょっと”感電しているのです。でもデンキウナギの体は、電気を“通しにくい”脂肪でおおわれているため、強い電気を出しても、自分はそれほど感電しなくてすむのです。

知れば知るほど、発電魚の体というのはよくできているなぁと感心させられます。

亀ヶ谷


2021年9月
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