飼育日誌

2015.10.29

ヤマメが尿を嗅ぐと・・・(゚д゚)!

科学館では、相模川を代表する回遊魚としてヤマメと合わせてサクラマス(ヤマメの降海型)を展示しています。

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現在、産卵期を迎えたサクラマスのオスは鼻先が曲がり、背が張り出しています。
まるで北海道のヒグマが銜えているサケのイメージです。
水槽内ではオス同士がヒレを広げて競い合う姿がご覧いただけます。

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ヤマメが銀化(体色が銀色に変わり、海で生活する姿に変わる事)する原因の一つについて、この夏、北海道キャンパスから当館に実習に来ていた大学生から面白い話を聞きましたので、ご紹介します。

川で生まれたヤマメが同じ場所で生活していた場合、大きく育った個体が排泄する尿を嗅ぐと、小さな個体たちはその場所で競うのをやめ、翌春になると銀化して海に下る!そうなのです。

(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!

彼曰く、
そのまま川で育ったヤマメは約2年で成熟して寿命を迎えます。
が、海に降りたサクラマスは3~4年、海で生活します。
すると、本来のヤマメよりふたまわりも、みまわりも大きくなって川に戻ってくる。
とのこと・・・

なんて、ドラマチックな人生なんでしょーーーーー!!!!!

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ちなみに、当館で展示しているサクラマスは、「開成水辺フォレストスプリングス」様より寄贈いただいた立派な個体です。

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※↑↑↑「開成水辺フォレストスプリングス」さんのホームページより:画像クリックでリンクしてます♪

小学生位からルアー釣りが十分楽しめますから、管理釣り場でサクラマス釣りに挑戦してみて下さい!

季節ものなので、是非釣り好きの方は当館にも見に来て下さい!

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2024年11月
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