飼育日誌
2015.03.19
金魚ちょうちんの日々
特別企画展「金魚玉手箱」の準備は、オープン後も継続中。
たとえば、私たちが「地味に、地道に」続けてきた『内職』も、そのひとつ。。
それが「金魚ちょうちんづくり」ワークショップの下準備です★
今回のワークショップでは、竹ひごと和紙だけで組んだ、
手作り提灯作りです~!
しかし、皆さんに竹ひごを組むところから体験して頂くと、
『もれなく1泊2日コース』になってしまうので、
職員がせっせと内職をして、「あとは色を塗るだけ!」の状態に仕上げています★
ここで、「ちょうちん」が出来るまでを簡単に紹介しましょう!
- まずは金魚の胴体を、竹ひごを使って作ります。
- 竹ひごは3タイプ4個を使います。
- 竹ひごを組んで、クリップで仮止め。
- 紐で結って、さらにボンドで固定します。
- 和紙を枠ごとに合わせ、「うどん粉で作ったのり」で貼っていきます。
- ちなみに、うどん粉のりも、お手製★
- 1つの枠に和紙を貼ると、乾くのに4、5時間かかるので、THE 自然乾燥!
- 一気に作業を進めることは出来ません。。
- ようやく胴体が完成!
1つの胴体が出来上がるまで、3日はかかります。
そうして胴体ができたら、尾ビレ、胸ビレ、尻ビレを、障子紙を切って用意します。
これで準備ができました!!
江戸時代の番傘職人の気持ちに思いを馳はせながら、
作業の合間を縫って進めてきた「ちょうちん」準備!
「ちょうちん作り」のワークショップは、3月22日(日)の1回限り!
人数制限がありますので、ぜひ『勇み足でのご参加!』をお待ちしています★
職員の汗と?涙の?結晶!
ステキなオリジナルちょうちんを作ってみて下さい♪