飼育日誌
2014.12.20
特別展と企画者の願い
こんにちは!
無事に甲殻エビカニ隊がスタートして、早いもので1ヶ月が経過しました!
大きなトラブルもなく、とても順調です。
しかし、生き物が相手なので、最後の最後まで気が抜けません!
生体や水槽を長期維持させるのも、飼育係の腕の見せ所です!
科学館は3月にリニューアルして、約9カ月が過ぎました。
特別展も「アユ展」から始まり、「昆虫展」「トゲトゲ展」そして今回の「エビカニ隊」・・・
次回は「魚〇展」へと続いていきます。
科学館で行う特別展は基本的にスタッフが企画・立案を行い、解説パネルを作成し、生体を手配します。
外部(他館や研究機関)の皆様に資料や生体の展示協力を依頼することもあります。
特別展が始まる約3カ月前から準備が始まります。
それぞれの特別展ごとに担当者も違い、各々の「こだわり」や「思い」がギッシリと詰まっています。
(余談ですが、トゲトゲ展担当T君のこだわりは凄かったです)
ちなみに私が担当した特別展(昆虫展とエビカニ展)には、こんな理想があります。
これは私が敬愛する国民的漫画家の言葉を勝手にオマージュしたものですが‥
「企画・製作する僕が楽しみ、見てくれる人も楽しむ、そんな特別展がずっとぼくの理想なんだ。」
この言葉が特別展を開催する上で私の重要なキーワードとなっています。
少しでも生き物や自然に興味を持ってもらう「きっかけ」作りのお手伝いをさせて頂きたいという思いで特別展に臨んでいます。
皆様が楽しめるような「面白くて勉強になるイベント」をたくさん考えていきますので、これからも科学館をよろしくお願い致します!