飼育日誌
2014.10.23
県内でハリネズミが野生化?
お陰様で秋季特別企画展「トゲトゲ展」、大盛況です!
その中でも特に人気なのが「ハリネズミのだっこ」です。
休日開催日には、整理券(先着で受付配布)がすぐに無くなってしまう程!
ハリネズミが登場すると、会場は熱気に包まれ、保護者の方やタッチングに参加した子供たちから「かわいい!」「トゲが硬い!」という歓声があちらこちらから聞こえます。
そんな大人気の「ハリネズミのだっこ」の後ろに、人知れずひっそりと現れるハリネズミがいます…
その名も「アムールハリネズミ」(剥製)。
主にアジアに分布しているハリネズミの仲間です。ちなみに、展示やふれあいコーナーに登場するのは「ヨツユビハリネズミ」です。
剥製でご紹介している「アムールハリネズミ」は、神奈川県小田原市や静岡県伊東市に定着しています。
ペットとして飼われたものが逃げ出したり、捨てられたりして野生化したものだと考えられています。
現在では「特別外来種」に指定されており、許可なく生体の移動や飼育をすることは、法律により禁じられています。
生き物を「かわいい」と思うのは一瞬ですが、「面倒」を見るのは一生。
どんな生き物も、ずっとお世話ができるこどうか、よく検討してから飼うようにしましょうね!
追伸
アムールハリネズミの剥製や写真は、東京農業大学の安藤元一先生からご提供頂いております。
実は、その安藤先生をお招きして・・・
今週末10月26日(日)の14:00~15:30「キッズサイエンスカフェ」を開催します。
詳細は、この下↓↓↓
お子さんだけでなく、大人の方だけでの参加も大歓迎です♪