飼育日誌
2014.09.27
「ウニのきもち」とは?
現在開催中のトゲトゲ展で、ひときわ異彩を放っているのが・・・
「ウニのきもち」と名付けられたオブジェ。
なんとも前衛的な作品に、子供たちもどう扱っていいものかと、凝視している姿をよく見かけます。
が、難しく考えることはありません。
これは飼育スタッフTさんが作成した、こだわりのフォトスポットなのです!
私たちが「ウニ」と呼んで一般的に食べている、ムラサキウニを模したオブジェ。
よく見ると、頭の真ん中には、ウンチを排出する肛門や、太いトゲに混ざって、きちんと管足まであります!
管足とは吸盤のようなもので、これを使って移動をしたり、岩にくっつくことがができます。
こだわりはまだあります!
ウニは海藻を食べるのですが、ちゃんと大好物のワカメを四隅に敷き詰める手の入れよう。
まさしく、Tさんのこだわりスイッチが入った証!
写真を撮るときは、ウニの体の中に潜り込む感じです。
ここからはお客様のこだわりに頼りますが・・・
私たちが食べているところは、ウニを割った身の部分。その黄色いところは卵巣です。
ぜひ黄色かオレンジの帽子をかぶって、ウニの卵巣のきもちを味わって頂きたい✩
ちなみに個人的な感想としては、ウニの中に入ると、暗い暗い宇宙空間にいる気分になりました。
コスモを感じるウニ。
奥深い。そして、少しこわい。
どうぞ、勇気を出してウニのきもちを感じてみてください♪