飼育日誌
2021.02.16
水槽をピカピカに
今回の飼育日誌は「水槽掃除」についての話題になります。
現在当館は臨時休館中ですが、スタッフは水槽掃除や給餌を欠かさず行っています。
その中から、サクラマスを展示している回遊魚水槽の掃除の様子をご紹介します。
回遊魚水槽は水量が約5.4tあり、当館の中では大き目の水槽です。そのため掃除をするのにも少し時間がかかります。
まずは、掃除に使う道具です。
白いバットに入っているのが、コケをとるために使うメラミンスポンジです。
その横にあるのが、底に落ちた排泄物や残餌を吸い出すために使うものです(ホースの先にペットボトルが付けてあります)
道具の準備ができたところでいざ掃除開始です。
まずは水槽の外から目に付く大きな残餌などを吸い出します。
水槽の外からでは手が届かないところがあるので水位が下がってから、胴長を履いて水槽内に入ります。
ある程度吸い出しが終わったらコケ掃除に移ります。
隅までしっかりと磨きます。
およそ2時間かけて吸い出しとコケとりの作業が終わりました。
ピカピカになったところで飼育水を満水になるまで入れます。
掃除のあとは少し濁りが残りますが、時間が経つと・・・
↑掃除前
↑掃除後
きれいになっているのがわかりますか?
(なんとなく透き通っている感じ)
写真だと伝わりにくいかもしれませんが、近くで見るとかなりきれいになっています!
きれいになると気分が良くなりますね。
ここまで、回遊魚水槽の掃除についてのお話でした。
営業再開後にご来館の際はぜひサクラマスをご覧ください。
西田