飼育日誌
2014.08.05
真~夏の怪~奇!
暑い日が続きますね。
今月のミニ企画展水槽は、そんな真夏にぴったりな怪奇生物を展示しています。
それがコウガイビル!
植木鉢の下など、湿った場所で見つけられる生き物です。
ニョロニョロとした動きだけでも、ぞわわっとくる方がいると思いますが、それだけではないんです!
コウガイビルはお腹に口があり、そこから消化液を出して、ナメクジやミミズなどを溶かします。そして、じゅるじゅるとその粘液をすすって食べてしまうんです。
先日。ついに、摂餌シーンの撮影に成功しました!
大好物のナメクジを入れた瞬間、長い体をナメクジにからめて捕え、どんどん消化液をナメクジにこすり付けていきます。
もぉ、この時点でゾワワッでした!
噂には聞いていましたが、本当に恐ろしい光景…。
あっという間に、ナメクジは動かなくなってしまいました。
この摂餌シーン、ぜひ生でご覧頂きたいのですが、どうやら一度エサを食べると、しばくは何も食べないで平気のようです。
もし勇気がありましたら、この怪奇生物を、観察しに来てくださいね♪