飼育日誌
2017.10.16
シャイなゴースト!?
10月も半ばに入りました。
街中ではハロウィンの飾りをよく見る時期ですね。
ハロウィンは元々、古代ヨーロッパのケルト人の風習で、
秋の収穫を祝う収穫祭であるとともに、先祖の霊をむかえる“お盆”のような行事でした。
さて、今月のマンスリー水槽では、ハロウィンをテーマにオバケの名前がついた魚を展示しています。
その名も、“赤い幽霊=レッドファントムテトラ” と “黒い亡霊 = ブラックゴースト”です。
“ファントム”はとても小さい魚ですが、フワフワと漂ったり群泳したりと見ていてあきません。
“ゴースト”たちは普段、木やカボチャなどの陰にいることが多いのですが、けっしてシャイなわけではありません。
夜行性なので、明るいうちは物陰に隠れて休んでいるのです。
水槽の中には10匹の“ゴースト”がいるのですが、それぞれお気に入りの場所があるようです。
中でもこちら、水槽の右下にある小さなランタンの中をよく見ていると・・
お、中に1匹入っています!
このランタンの中がかなり気に入ったようで、なかなか出てきません。
安心しきっているようで、泳ぐのもやめて完全に眠っていることもあります。
名前とは違って、とてもかわいらしいオバケたちです。
亀ヶ谷