飼育日誌
2016.08.13
ふれあい田んぼ探検隊のいま その3
当館にはふれあい田んぼという棚田があります。
田植えから稲刈り、収穫祭までを “ふれあい田んぼ探検隊” として活動を行っています。
毎日暑い日が続きます、すっかり夏となりましたね。
暑い日には水分補給が欠かせません。
今日はふれあい田んぼに入っている水がどこからきているのかお話をしたいと思います。
田んぼの目の前には相模川から引いている農業用水路があります。この時期はあふれんばかりの水が流れています。
でも、この水を田んぼに入れているわけではないんです!
実は、ふれあい田んぼの水はここからきています。
近くの坂の脇に崖がありますが、これは段丘崖(だんきゅうがい)といって、相模川流域に見られる地形なんです。この崖からは湧水が涸れることなく湧き出しています。
ふれあい科学館に来られる際に、高田橋へ向かう通りから、科学館の看板のある交差点信号を右折した右手側にこの崖はありますので、ちら~っと見て頂ければと思います。
おまけですが、崖をみていたときに上からアズマヒキガエルが落ちてきました。口には何と…ムカデが!エサを食べる勢い余って落ちてしまったようです。
竹本