飼育日誌
お知らせ
2025.11.14
主役はどっち?クマノミとイソギンチャク
こんにちは。
肌寒い日が増えてきましたね。
館内でも半袖で過ごす限界が近づいてきているのをひしひしと感じています。
さて10月下旬より海の生き物水槽が更新されております。
タイトルは「クマノミとイソギンチャクはどうして仲良し?」です。
クマノミの仲間とイソギンチャクの仲間の共生について、
生体展示を通してご紹介しております。

クマノミとイソギンチャクはよく一緒にいるけど、なんで?? というテーマについて、
動画を流したりアニメーションでクマノミを泳がせたり、イラストを作ったり…
あらゆる手段でわかりやすく(なるようにがんばって)解説しています。
ところでこの展示、主役はどっちだと思いますか?
ご来館者から大人気なのは、間違いなくクマノミです。
特にカクレクマノミは「ニ〇がいるよ!〇モ!」という声を聞かない日はありません。
実際私が企画する際にも、人気な海水魚を展示したいな~、なんて思いから構想しましたので、ある意味狙い通りなわけですが…予想外なことがひとつありました。

あっちにゆらゆら、こっちにゆらゆら、ひらいたりとじたり。
見ていてまったく飽きません!
タマイタダキイソギンチャクのぷっくりとした触手
シライトイソギンチャクの触手の先端の紫(時間によっては蛍光ピンクのときも)
センジュイソギンチャクのたなびく綺麗な触手
みんなのぽってりとした足盤
どれもキュートで美しい!!
いままで興味を持っていなかったのですが、
展示のために調べていくうちにあれよあれよという間に虜にされてしまいました。
というわけで、私にとってはイソギンチャクこそが主役です!(クマノミもかわいいよ)
皆さんにとってはどちらが主役ですか?
山田

