飼育日誌

2022.10.15

秋の企画展 開始!

当館では10月7日~12月4日まで、秋季特別企画展「昔と今の生き物展」を開催しています。

最近の企画展は、わりとシンプルなタイトル(アマゾン、メダカ、ウーパールーパー、フグなど)が多かったのですが、今回は一風変わったタイトルになっています。

そもそもどんな内容なの?
と思った方も多いはずです。
簡単に言うと、「古代の化石」と「現代の生き物」の形を見比べてみよう!
といった感じです。

例えば、今回の目玉となるコーナー「鳥類の昔と今」では、
「古代の化石」としてティラノサウルスの頭骨標本(実物大レプリカ 以下同様)を、

「現代の生き物」としてオウギバトを展示しています。

鳥は恐竜の生き残りです、なんて話を聞いたことありますか?
見た目は全然違いますが、鳥と一部の恐竜には、羽毛があるなどの共通点があります!
どこが同じでどこが違うのか、解説板を見ながら知ることができるようになっています。

このような流れで、魚類や両生類、爬虫類、節足動物、軟体動物などに分けられたコーナーで、各々化石や現代の生き物を見比べながら、形の特徴や進化の話などを知ることができます。

会場のスタート部分には、企画展の見方も説明してありますので、初めに読んでいただくとより展示が楽しめるようになると思います!

↑図鑑の最初のページによくある「この本の見方」的なものです。

今回、ティラノサウルスを始めとした貴重な標本の数々は、東京コミュニケーションアート専門学校の「TCA ECO DINOSAUR MUSEUM」様にご協力を頂くことで、展示することが叶いました。
特にティラノサウルスの頭骨標本は迫力満点で必見です!

「昔と今の生き物展」で、色んな生き物の昔と今の形を見比べてみませんか?

西田


2024年11月
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