地域連携
近隣幼稚園・保育園・学校との取り組み【2021年度】
◆田んぼ体験・稚鮎放流(田名幼稚園・友愛保育園・桑の実保育園)
近隣の田名幼稚園・友愛保育園・桑の実保育園の園児たちと一緒に、5月には相模川にて稚鮎の放流会を、6月にはふれあい田んぼにて田植えを行いました。10月には稲刈り・脱穀・風選を行い、育てたお米を収穫しました。本年度も子供たちの命に触れる体験や農業体験を通して、自然に親しみ豊かな心の醸成に努めました。
波多野
◆花苗植え(友愛保育園)
当館では友愛保育園の園児たちと一緒に、相模原市まち・みどり公社が行なっている花のまちづくり・みどりいっぱい運動に参加しています。
春(6月)にはサルビアとニチニチソウ、秋(11月)にはパンジーとビオラを季節の花苗を専用の花壇に植えました。
今回も色とりどりの花をみんなで植えて、綺麗な花壇ができあがりました!
園児たちとみんなで作った花壇も見に来てくださいね。
熊田
◆総合的な学習の時間
本年度は、相模原市立田名北小学校の3年生と1年間を通して、総合的な学習の時間に「地域を学ぼう~相模川ふれあい科学館ONE TEAMプロジェクト~」として、地域の自然や生き物について学びを深めていく共同学習プログラムを実施しました。
学校での授業や、生き物の説明などを通して学習意欲を高めるため出張事業を行い、10月には実際に相模川での生き物採集と観察会を、また川と海の繋がりを学ぶため新江ノ島水族館の見学も実施されました。観察会では、生き物を学校に持ち帰り、生物の同定や飼育に挑戦し、新たな経験と探求する力を学ぶことが出来たと思います。実際に生き物に接することで、生徒たちの熱意が格段に変わったのを感じました。学びはいつでもどこにでも存在することを再認識し、気持ちが向くことで一気に知識を吸収していく子供たちの姿は、本当に逞しくもありました。
本年度もコロナ禍で思うような活動が出来ず、その中でも担任の遠田先生・大廣先生の熱意がこの学習を支えていたのが印象的でした。このような素晴らしい環境と先生の中で、学びを深めることの出来る生徒たちは大きく成長し、生き物に対しても人に対しても優しい気持ちをもった大人へとなってくれると信じています。
波多野