特別企画展
特別企画展 発電魚 ―電気をだす魚たち―
最新のトピックスや旬のネタをテーマとする、特別企画展を開催しています。
平成28年12月16日(金)~平成29年3月5日(日)は、「発電魚 -電気をだす魚たち-」です!

概要
電気をつくり出すことができる魚がいることは、皆さんよくご存知かもしれません。デンキウナギ、デンキナマズ、シビレエイなどが有名ですね。では、彼らの電気のつくり方と、発電所などでの電気のつくり方が全く違うことは、知っていますか? 私たちが人工的に電気を作るしくみは、およそ200年前に発見された電磁誘導という原理を利用していますが、発電魚は細胞の電気器官の放電やシナプス電流をもとにして、化学エネルギーを電気エネルギーに変換しています。この方法は、体内での変換効率がほぼ100%に近く、効率的な発電方法として現在、国立研究開発法人理化学研究所などでも実用化に向けた研究が行われています。※ 私たちが電気を利用するよりはるか以前より、発電魚は生きるための道具として、効率的かつ有効に電気を活用していたんですね。
今回の特別企画展では、そのような驚異の発電能力を秘めた発電魚に焦点をあて、生体展示はもちろん発電のしくみやその様々な働き、さらには相模川水系に数多くある水力発電機の模型や実験装置の展示、最も身近な電気である静電気の体験コーナーなど、あらゆる電気や発電のしくみを一挙にご紹介する、盛りだくさんなスペシャル企画となっています。
※理化学研究所報道発表資料「シビレエイ発電機」:http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160531_3/
タイトル | 特別企画展 発電魚 ―電気をだす魚たち― |
---|---|
開催期間 | 2016年12月16日(金)~2017年3月5日(日) |
開催時間 | 9時30分~16時30分 ※休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)/年末年始は無休 |
開催場所 | 多目的室1 |
料 金 | 入館料のみで見学可能 |
