飼育日誌
2017.03.20
ミニトーク水槽【光るカブトクラゲ】
みなさんこんにちは。
今日は、現在展示中のカブトクラゲについてご紹介します。
カブトクラゲはクシクラゲの仲間で、一般的な海で刺されるクラゲとは全く違う種類の生き物です。
ただ、透明に近い体で海をただようところはクラゲにそっくりです。
今回カブトクラゲを展示したのは、このクラゲが光るクラゲだからです。
光っていない状態のカブトクラゲはこちら
光っているのがこちら
体の上の方が赤や緑色などに光っているのですが、これは自分で発光しているのではなく、
光が反射して光っているように見えるのです。
クシクラゲの仲間は、体に放射状に広がる櫛板(しつばん)を動かすことで泳いでいます。
光を当てると規則正しく動く櫛板に光が反射してきらきらと光ってみえるのです。
今回の展示期間は、3月12日~5月14日までを予定しています。
展示期間中は、毎日13:30から光るカブトクラゲの解説をミニトーク水槽で行っていますので、ぜひご参加ください。
竹本